ドイツから贈られた潜水艦・Uボートは、
ヨーロッパから約3万km、90日を経て日本に到着した――。
旧日本海軍・潜水艦「呂500」探索プロジェクト
調査結果が今、明らかに。
※ハッシュタグ #呂500探索 をご利用下さい
プログラム(変更の可能性有)
13時30分 ラ・プロンジェ深海工学会の活動 浦 環(九州工業大学特別教授・東京大学名誉教授)
13時35分 呂号第500潜水艦とは 勝目 純也(海軍史家)
14時30分 若狭湾の呂500 浦 環(九州工業大学特別教授・東京大学名誉教授)
14時50分 ROVの紹介 高島創太郎(いであ株式会社)
15時00分 マルチビームソナーの紹介 柴田 成晴(株式会社東陽テクニカ)
15時10分 潜水艦調査の討論会 古庄 幸一(司会・元海上幕僚長)
16時00分 閉会
■発見地点(日本海・若狭湾)
■発見時の様子
第二次世界大戦後、連合軍によって海没処分となった
旧日本海軍の潜水艦「呂500」が、今も日本海の若狭湾に眠り続けています。
「呂500」はもともと、1941年にドイツ海軍の潜水艦「U-511」として建造されました。
<呂500/中継地マレーシア・ペナン出港時の様子>
ドイツがインド洋での交通破壊戦(商船への攻撃)強化を条件とし、
量産化のために潜水艦「U-511」を日本に譲渡することを決定。
1943年5月10日にヨーロッパを出港後、大西洋〜喜望峰〜インド洋と航行し、
90日間・約3万キロを経て広島・呉港に到着しました。
<呂500/ヨーロッパから日本への航路>
日本では、材料不足等により同一潜水艦を量産化することはできなかったものの、
防音装置や溶接など多くの技術を日本に伝えました。
その後「呂500」は練習艦として舞鶴で終戦を迎え、
1946年に連合軍により日本海の若狭湾に海没処分されました。
<呂500/広島・呉到着時とみられる様子>
ニコニコ生放送では、ソナーや水中ロボットを駆使して実施された
潜水艦「呂500」探索調査の結果報告の講演会を生中継にてお届けいたします。
■調査海域(赤印)/日本海・若狭湾
■調査海域(詳細)/日本海・若狭湾
■探査船:大黒丸 / 水中ロボット
■3艦の形状比較 / 呂500、伊121、呂68(いずれも若狭湾に沈むと推定)
呂500を徹底紹介(語り:茅野愛衣)
http://www.nicovideo.jp/watch/1529302111
参考記事
【元ドイツ・Uボート】旧日本海軍潜水艦『呂500』に秘められたドイツの技術力。
「日本は徹底的に調べたが量産化できず」
http://originalnews.nico/106722
【元ドイツ・Uボート】ドイツ乗組員たちと旧日本海軍との交流を記録した写真を公開
――3万kmの海を越え来日した潜水艦「U-511」
http://originalnews.nico/107066
元ドイツ・Uボートは見つかるか? 「それぞれの潜水艦には物語がある。
『呂500』を探し出し世に問う」探索チーム代表
http://originalnews.nico/107129
【元ドイツ・Uボート】旧日本軍潜水艦『呂500』日欧3万kmの軌跡。
洋上結婚式に味方からの誤射…90日間の航海秘話
http://originalnews.nico/106307
関連番組
■「呂500」探索 調査番組はこちら↓
[6/18(月)朝6時~]
lv313628026
■「呂500」探索 事前予習番組はこちら↓
[6/12(火)22時~]
lv313628026
■竹達彩奈さん、茅野愛衣さんナレーションによる潜水艦コレクション
[6/17(日)21時~]
lv313771182
■昨年の潜水艦「伊58」調査はこちら↓
[2017/8/22(火)7時~]
lv304091245
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