「どのように復興し、どのように新しいITを設計すべきか」
4月13日に開催された『IT復興円卓会議』では、
「IT」の力で東日本大震災の被災地を復興させるべく
政治家・経営者・ジャーナリストなど各界の有識者50名以上が集まって議論しました。
その後、具体的な復興策を議論すべくスタートした分科会形式の「IT復興円卓会議」。
行政、メディア、通信・インフラ、ソーシャルといったテーマに分け、
月に一回、各分野の有識者が「ITの力」を使ってどのように復興していくのか、
ユーザーの意見を巻き込みながら議論を進めてきました。
第五回目となる今回は、
最後のテーマとして「ボランティア」について話し合います。
震災が起こってから様々なウェブサイトやコミュニティが立ち上がり、
被災者や支援者への情報提供の場が創出されました。
ITはどのようにボランティアの役に立ったのか?
今後の災害に備えてどうするべきなのか?
ボランティアの流れを一過性に終わらせないためにはどうするべきか?
モデレーターは、
会議の主催である慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の教授であり、
マルチメディアやインターネットの国家政策に詳しい中村伊知哉氏と、
同研究科准教授菊池尚人氏。
今回のパネリストは、
ジャーナリストで、ITによる復興支援に取り組む藤代裕之氏、
黎明期からインターネットの社会的意義を発信し推進してきた会津泉氏、
富士通の東日本復興・新生支援室長の野口直昭氏、
そしてGoogleのシニアエンジニアリングマネージャーの賀沢秀人氏。
被災地と向き合って活動してきたパネリストの皆さんに、
実情を踏まえたお話をお聞きして、議論を深めていきます。
番組では、ユーザーの皆さまからの積極的なご意見ご質問をお待ちしております。
番組ページ下の メールフォームより、どしどしお寄せください。
Twitterをご利用の方は、ハッシュタグ #hukko #nicoron をご利用ください。
■モデレーター
中村 伊知哉(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)@ichiyanakamura
菊池 尚人(慶應義塾大学 准教授)@naotokikuchi
■コメンテーター
佐々木 俊尚(ジャーナリスト) @sasakitoshinao
※佐々木俊尚氏は、スケジュールの都合上ご欠席となりました。ご了承ください。
■パネリスト(敬称略)
藤代裕之(ボランティアインフォ アドバイザー) @fujisiro ブログ「ガ島通信」
会津泉(情報支援プロボノ・プラットフォーム 代表理事)
野口直昭(富士通株式会社 東日本復興・新生支援室総括リーダー)
賀沢秀人(グーグル株式会社 シニアエンジニアリングマネージャー)@hidetokazawa Google+
【これまでの放送】
2011年4月13日放送 IT復興円卓会議
2011年7月29日放送 第一回 行政
2011年8月18日放送 第ニ回 メディア
2011年9月27日放送 第三回 通信・インフラ
2011年10月25日放送 第四回 ソーシャル
【今後の予定】
最終回 「政治への提言、政治からの発信」 ※1月開催予定
■この生放送に関するニュースを読む(ニコニコニュース)
『ITジャーナリスト・佐々木俊尚氏、復興構想に「60代以上の人いらない」』(2011年4月14日)
「IT復興円卓会議」をニコ生で継続中継 佐々木俊尚氏がレギュラー出演(2011年7月26日)
情報公開へ「官-民」「民-民」の連携やスキーム作りが必要 IT復興円卓会議(2011年8月2日)
官僚は震災復興の現状をどう見ているか?「IT復興円卓会議」分科会がスタート(2011年8月11日)
池田信夫「信用できる個人の時代に」 3.11以降のメディアを語る(2011年8月24日)
「均質な日本人、均等な日本がバラバラになりつつある」IT復興円卓会議で佐々木俊尚氏が語る(2011年8月24日)
NTT東日本福島支店長、オールIP化の流れも「電話屋として、切り離す弱者は作れない」(2011年10月1日)
慶應大・村井教授、IT復興の鍵は「北極」(2011年10月1日
佐々木俊尚「ソーシャルメディアが情報の格差化を引き起こした」(2011年10月28日)
【Twitterをご利用の方】
ハッシュタグは、#hukko #nicoron をご利用ください。