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東大寺を開山した良弁僧正 1250年忌の大法要 生中継【1日目】

公式
(3時間30分)

ニコニコ美術館 (ニコ美)提供:株式会社ドワンゴ
東大寺開山の祖である「良弁(ろうべん)僧正」の没後1250年。
10月14日~16日にかけて、大仏殿前で行われる「東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌」の法要をライブ中継。




「東大寺開山 良弁僧正1250年御遠忌法要」概要
令和5年10月14日(土)『顕無辺仏土功徳経講讃舞楽法要』
午前9時30分:行列天皇殿を出発
午前10時:法要開始

内容:舞楽『振鉾三節』、献花・献茶、唄、散華、舞楽、表白・神分、
   慶讃文、経題・経釋、講問(論題『無辺仏土・華厳教主』)、
   読経:(『顕無辺仏土功徳経』『如心偈』)、舞楽、廻向文


舞楽・道楽:南都楽所
献花:華道家元池坊次期家元 池坊専好
献茶:裏千家家元 千宗室
奉納:笠間米、横江荘園米

詳細は華厳宗大本山・東大寺公式サイトをご覧ください。

良弁僧正について
天災や政変などの社会不安が多かった奈良時代、聖武天皇は仏教の力で国を治めるため、盧舎那大仏の造顕を発願されました。その具体的な契機となったのが河内国の智識寺という寺院に祀られていた盧舎那仏を拝したことであったと宣命の中で語られています。
盧舎那仏とは『華厳経』に説かれる智慧の光で遍く世界を照らす仏さまのことです。智識寺の「智識」とは仏道に導く良き友人のことを指しますが、仏事に協力する人々や、寄進された資財をも意味します。
聖武天皇は知識を募って盧舎那大仏を造顕することで、国の隅々まで仏法の功徳が行きわたり、人々の心が一つとなることを期待されたのでしょう。
この聖武天皇の仏教政策を支えた僧侶の一人が良弁僧正です。聖武天皇が智識寺へ行幸されたのは天平12年(740)2月のことだと考えられていますが、同年の10月、東大寺の前身寺院の一つである金鐘寺、即ち現在の法華堂にて『華厳経』の講説が催されました。盧舎那仏を造顕するにあたり、所依の経典である『華厳経』の研究が課題となったのでしょう。
この講説を主宰し、華厳の教理に詳しい講師や複師を招聘したのが良弁僧正でした。
この年から三年を一期として、繰り返し華厳経の講説が行われます。
四期目の講説を終えた翌年の天平勝宝4年(752)4月9日、盧舎那大仏の開眼供養会が厳修され、その翌5月に良弁僧正は東大寺の初代別当に補任されたと伝えられています。

※華厳宗大本山東大寺公式サイトから(抜粋)

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