「在日特権を許さない市民の会」、通称「在特会」が、日本に住む
外国人に対して「過激な活動や言論」を繰り返す意味とは?ノンフィクションライターの
藤井誠二が、テレビでは不可能なテーマに取り組む硬派な番組「
ニコ生ノンフィクション論」。「被差別部落」、ペットビジネスに続く第3弾のテーマは、「在日特権を許さない市民の会」、通称「
在特会」を取り上げます。
「韓国人や朝鮮人などを対象に与えられた在日特権をはく奪せよ!」と主張する「在特会」。インターネットから実社会に姿をあらわし、日本に住む外国人に対して「過激な活動や言論」を繰り返す意味は何なのでしょうか。
ゲストは講談社の雑誌
『g2』にルポ「在特会の正体」を寄稿し、「在特会」代表の
桜井誠氏も取材したジャーナリストの
安田浩一氏。そして、在日コリアンの権利問題等に詳しい弁護士の
李春熙(リ・チュニ)氏をお迎えします。
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【プロフィール】
藤井誠二(ふじい・せいじ)
1965年愛知県名古屋市生まれ。ノンフィクションライター。
高校時代よりさまざまな社会運動にかかわりながら、週刊誌記者等を経て独立。
ラジオのパーメナリティも長年つとめてきた。主な著書に、『人を殺してみたかった』、
『コリアンサッカーブルース』、『殺された側の論理』、『少年に奪われた人生』、
『「悪いこと」したらどうなるの?』、『死刑のある国ニッポン』(森達也氏との対話』、
『厳罰化は悪いことなのか』(宮台真司、芹沢一也氏らとの対話)、
『少年をいかに罰するか』(宮崎哲弥氏との対話)等。安田浩一(やすだこういち)
ジャーナリスト。1964年静岡県生まれ。
「週刊宝石」(光文社)記者時代は風俗からグラビア、事件まで幅広く担当。
2001年、同誌廃刊に伴いフリーランスに。
各種事件・外国人労働者問題などを中心に取材を続ける。
『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、
『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)など著書多数。李春熙(リ・チュニ)
三重県出身の在日朝鮮人3世。1979年生まれ。小・中と三重県内の朝鮮学校に通う。
2002年に京都大学経済学部を卒業した後、2003年に司法試験に合格。
2005年から弁護士として活動している。
民事、刑事、企業再生、消費者事件など多様な事件に関わるほか、
在日朝鮮人をはじめとするマイノリティの権利問題に取り組む。
現在、第二東京弁護士会の人権擁護委員会副委員長を務める。【過去のニコ生ノンフィクション論】
ニコ生ノンフィクション論~被差別部落を歩く~ニコ生ノンフィクション論~ペット流通の闇と殺処分の実態~