program1 残らない家 築27年の林雅子設計の家に住む 村松伸、
新・前川國男邸を管理する 木下壽子、
長く住まうことを見つめ続ける編集者 松井晴子、
「住宅の継承」をそれぞれの形で
社会に発表しているプレゼンターたちから
住み継ぐことの現実を聞き、継承していくためのモチベーションを見つめ直す。
村松伸 建築史家
1954年生まれ。1978年に東京大学工学部建築学科卒業。
2008年より東京大学生産技術研究所教授、 2009年より総合地球環境学研究所教授。
専門はアジア都市・建築・空間史、アジアの近代建築および都市の保存、再生。
1983年竣工の建築家・林雅子設 計「ギャラリーをもつ家」を購入した顛末について著書『象を飼う 中古住宅で暮らす法』(晶文社)がある。
木下壽子 有限会社コミュニティ・ハウジング 代表1969年、兵庫県神戸市生まれ。'93年、日本女子大学家政学部住居学科卒業。
'95年に芝浦工業大学大 学院修士課程を修了後、英国に留学。
1996年、ロンドン大学大学院修士課程を修了。
'96-97年、ロータリー財団国際親善奨学生としてグラスゴー大学 マッキントッシュ建築学校で建築史研究を行う。
'97年~'00年、A+Uエディトリアル・アソシエイトとして『20世紀のモダン・ハウス―理想 の実現 I&II』監修。
'06年、有限会社コミュニティー・ハウジングを設立。建築の企画、設計、管理・運営を通して豊かな住環境づくりを目指すとともに、
文化的・歴史的な建築の保存活動を進める。
松井晴子 編集者
1944年生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。住宅雑誌、建築専門誌の編集を経て、
現在、「住」に関わる取材 執筆・単行本の企画・編集を行っている。
著書に『建築家が建てた50の幸福な家』(エクスナレッジ)、『住宅の手触り』(扶桑社)、
共著に『郊外住宅地の 系譜』(鹿島出版会)。企画編集に『世界の建築・街並みガイド』全6巻(エクスナレッジ)、
『小さな建築』(みすず書房)、『アメリカの名作住宅 に暮らす』(建築資料研究社)などがある。
■via NATURAL ELLIPSE
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