※ABC予想や宇宙際タイヒミュラー(IUT)理論の基本についての講演【ABC予想と新しい数学】は
コチラから視聴できます。⇒ 7:26:33 から再生
昨年からスタートした数学の祭典
MATH POWER
今年も、数学の魅力が詰め込まれたいろいろな企画を、これでもかと用意しました!
昨年からの企画(数学の決闘、数学俳句、耐久数学企画など……)に加えて、
今回からの新企画も、たくさん開催します。
また、今回もTEX書式で数式がコメントできます!
会場で見るのもよし、生放送で見るのもよし、皆で熱いお祭りにしましょう!
MATH POWER特設サイトは
コチラ
※運営からのお知らせ※
イベント会場の変更がございます。
ニコファーレを予定しておりましたが、
青山スパイラルホール に変更となりました。
■青山スパイラルホールへの ⇒
アクセス
スケジュール【10月7日(土)】
12:30~14:00
【素数の織り成す構造~ガウスからグリーン・タオへ~】(講演)
関真一朗(大阪大学大学院理学研究科特別研究員)
《講演内容》
最も古くに証明された素数の法則とも言える素数の無限性を
さまざまな角度から眺めることから始める。
後半では謎の数学者バウデットが死に際に発見した「真珠」が新しい数学を切り開き、
数多くの数学者の研究によって着実にその数学が発展して、
遂にはグリーン・タオの定理へと辿り着いた物語を語る。
14:00~15:30
ビブリオマテマティカ
《内容》
数学書を刊行している日本の代表的な出版社の編集者が一同に集い、
これぞという一押しの数学書を紹介します。
編集者が数学書に込めた熱き思いにぜひ触れてください!
15:30~17:00
【数学でランダム性と向き合う】(講演)
宮部賢志(明治大学理工学部数学科専任講師)
《講演内容》
ランダムという一見捉え所のない概念に数学的な定義が与えられたのは1960年代ことです。
その後、予測不可能というランダムの概念と、手順が定まっているという計算の概念との
不思議な関係が次第に明らかになってきました。
また、ランダム性の研究は、不確実な現象を計算可能に予測するための
汎用人工知能研究を後押ししています。
本講演では、そのランダムネスの理論の概要をお話ししたいと思います。
17:00~18:00
【多角形の作図と数の世界の対称性】(講演)
梅崎直也(すうがくぶんか講師)
《講演内容》
正65537角形の作図法について、またある図形が作図不可能であることに深く関わる
数の世界の対称性についてお話しします。
18:00~19:00
【数学俳句】
数学における侘び寂びを五・七・五の17音で詠みあげます。
今年のお題は”ガウス”。季語の代わりに記号を入れてもOKなのが数学俳句のポイントです。
出演者:
横山明日希(日本お笑い数学協会副会長。探究型学習塾a.school数学講師。 )
関 悦史(俳人)
19:00~20:30
【ABC予想と新しい数学】(講演)
加藤文元(東京工業大学理学院数学系教授)
《講演内容》
ABC予想や宇宙際タイヒミュラー(IUT)理論の基本について、
中高生にもその斬新さを伝えられるような説明を目指す。
20:30~22:30
【ロマンティック数学ナイト ~ニコニコ生放送出張バージョン 第1夜~】
数学がとにかく好き、数学に興味がある、数学を共有したい、数学で繋がりたい、
そんな人達のための、そんな人達による数学のショートプレゼン大会
22:30~24:00
【眺めて愛でる数式美術館】
竹内薫(サイエンス作家)
《内容》
学校数学で数式に苦しめられた人も、数式大好き人間も、
カオル先生と「数式の美しさ」を愛でてみませんか?
24:00~25:00
【タカタ先生のお笑い数学教室 ~全教科数学化計画~】
よしもとが生んだ最高の数学者「タカタ先生」がさまざまな教科を数学化して授業します!
いったいどんな授業になるのか!?
1時間目【現代社会×数学=数学時事漫才】
2時間目【国語×数学=数学解法川柳】
3時間目【音楽×数学=数学ソング】
出演者:
タカタ先生(数学教師芸人)
25:00~10月8日(日)6:00
【素数大富豪】
世界の片隅で大ブレーク中の「素数」のわからなさがゲームに組み込まれたトランプゲーム。
昨年に引き続き、今年も素数大富豪大会を開催!
ワイワイ遊ぶだけでも大丈夫ですので、この機会に初めての方もぜひご参加ください!!
今回は考案者の
関真一朗氏にもご参加いただきます!
※深夜の時間帯のため、18歳以上の方のみを対象とした企画となります。
※大会に参加される方は7日に受付にてお申し込みください(23時エントリー締切予定)。
※大会へは参加せず、自分たちで遊ぶだけの場合も受付での申し込みが必要です。
※大会は参加人数に上限を設ける場合があります。
スケジュール【10月8日(日)】
10:00~12:00
【数学の決闘 予選】
ルネッサンス期に行われていた、数学の問題による決闘が現代によみがえる。
公募により集まった数学の精鋭チームによる数学の決闘!
予選・決勝を勝ち抜き、数学王者に選ばれるのは果たしてどのチームか?
12:00~13:00
【ナンプレの最少ヒント数と解き方】】(講演)
とん(20×20や25×25などの大きなサイズのナンプレのヒントを何個まで減らせるか研究している。)
《講演内容》
ナンプレは、9×9のマスに1~9の数字を入れていくパズルです。
このパズルは最初にヒントとしていくつか数字が置いてあり、
行、列、3×3のブロックに同じ数字が入らないように数字を入れていきます。
このナンプレのヒントを何個まで減らせるかという問題があり、
2012年、Gary McGuireらによって最少ヒント数が17であることが証明されました。
前半はこのナンプレの最少ヒント数について話します。
後半はナンプレの解き方をいくつか紹介し、そのうちのいくつかを別のパズルに応用します。
13:00~14:00
【身近な実験に潜む古代の数学の発見】(講演)
矢崎成俊(明治大学理工学部数学科教授)
科学実験教室などで子供たちに実験してもらう「浮沈子の実験」と
「石けん膜の実験」を演示します。
これらはまったく異なる物理現象ですが、共通する数学的考察を適用すると理解が進みます。
14:00~15:00
【数学×音楽・藝術】(講演)
中島さち子(明治大学理工学部数学科教授)
秋山仁(スペシャルゲスト)
数学が音楽や藝術の中にどう隠れているのか、どのように使われているのか、を徒然にご紹介します。
なぜ今の音階は「12」個の音を持つのか、なぜ多くの名曲に「5」音が特徴的に使われているのか、
なぜドミソが心地よいのか……
少し数学を感じる(?)即興演奏も予定しています。
秋山仁先生からはさまざまな素敵な数学アート作品と共に楽しい定理もいくつかご紹介いただきます!
※多くの女性の方にもご視聴いただければとても嬉しいです。
15:00~17:00
【数学の決闘 決勝】
大学生・高校生・社会人、無差別級数学バトル
予選を勝ち抜いた強豪チームによる決勝戦!
頂点に立つのはどのチームか?
17:00~19:00
【ロマンティック数学ナイト ~ニコニコ生放送出張バージョン 第2夜~】
数学がとにかく好き、数学に興味がある、数学を共有したい、数学で繋がりたい、
そんな人達のための、そんな人達による数学のショートプレゼン大会
<耐久企画>
【正65537角形の作図】
1796年3月30日の朝、偉大な数学者ガウスは正17角形がコンパスと定規のみを用いて
作図できることに気付きました。
今年2017年はガウスの発見から記念すべき221年後、つまり221=17×13年後にあたります。
そこで今回は、現在知られている作図可能な正p角形(pは素数)としては最大の、
正65537角形の作図に挑みます。
【巨大合体ナンプレに挑戦】
会場の青山スパイラルホールに巨大な合体ナンプレを掲示します。
来場した際には、ぜひこの巨大合体ナンプレに挑戦してください。
MATH POWERに参加したいあなたは
コチラへ
・すうがくぶんか
http://sugakubunka.com/
・アスキードワンゴ
http://asciidwango.jp/
※進行状況によりスケジュールの変動がございます。ご了承ください。