澤田哲生 (東京工業大学助教) 京都大学理学部物理学科卒。三菱総研、独カールスルーエ研究所などを経て現職。専門は原子核工学。原子炉物理、原子力安全、多目的小型高速炉、核不拡散・核セキュリティの研究に従事。最近の関心は、社会システムとしての原子力、原子力の初等・中等教育にある。原子力立地地域の住民や都市の消費者の絆を紡ぐ『つーるdeアトム』を主宰。近著は『誰でもわかる放射能Q&A』(イーストプレス)。『誰も書かなかった福島原発の真実』(ワック)。『御用学者と呼ばれて』(双葉社)。 |
山本隆三 (常葉大学 教授/国際環境経済研究所 所長) 1951年香川県生まれ。京都大学卒、住友商事入社。石炭部副部長、地球環境部長などを経て、2008年、プール学院大学国際文化学部教授に。2010年4月から現職。現在、地球環境産業技術研究機構(RITE)のSDシナリオワーキンググループメンバー、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)技術委員、国際環境経済研究所・所長などを務めている。 近著に『脱原発は可能か』(エネルギー新書)、『電力不足が招く成長の限界』(エネルギーフォーラム)。 |
田坂広志 (多摩大学大学院教授) 1981年、東京大学大学院修了。工学博士(核燃料サイクルの環境安 全研究)。同年、民間企業入社。原子力事業部にて原子力施設の安全 審査に参画。87年、米国パシフィックノースウェスト国立研究所にて、 高レベル廃棄物最終処分計画に参画。90年、日本総合研究所の設立 に参画。00年、多摩大学大学院教授就任。08年、世界経済フォーラム (ダボス会議)のGACメンバー就任。11年、東日本大震災に伴い、 内閣官房参与就任。原発事故対策、原子力行政改革、エネルギー政策 転換に取り組む。著書は80冊余。 |
後藤政志 (NPO法人アパスト理事長/博士(工学) ) 1989年から東芝で、原子炉格納容器の設計に携わる。その後、事故時に原子炉格納容器が圧力・温度にどこまで耐えられるかという研究に従事。沸騰水型原発(福島第一原発と同型)のベント開始圧力の設定根拠をつくった。 著書「原発をつくったから言えること」(クレヨンハウス)、 共著に「福島原発事故は何故起きたか」(藤原書店) 「原発を終わらせる」(岩波書店)、共著マンガ「デンジレンジャー vs デイシゼンガー(原発は自然災害に勝てるか?)」など多数。 現在は芝浦工業大学、国学院大学、明治大学などで非常勤講師を務める。 |