初代本因坊算砂が江戸幕府から俸禄を初めて受けたのが1612年。
今年は数えて400年の節目の年となります。
この記念すべき年に行われる
第67期本因坊戦挑戦手合七番勝負を
全局、対局開始から終局まで完全生中継!
二連覇中の
山下道吾本因坊に挑むのは初の本因坊位獲得を目指す
井山裕太天元。
山下本因坊は名人位を、井山天元は十段位をあわせ持つ二冠ホルダーであり、
本因坊400年に相応しい最高の対戦カードです。
第1局は先番の井山天元が序盤から意欲的に仕掛けリードを築き、
山下本因坊の反撃を封じて短手数で勝利を収めました。
井山天元が連勝で本因坊位奪取に弾みをつけるか、山下本因坊がタイに戻すか。
注目の第2局は5月28日(月)29日(火)に埼玉県熊谷市「聖天山歓喜院」で行われます。
大盤解説は
武宮陽光五段、
中島美絵子二段(聞き手)でお届けいたします。
毎日jpで随時更新される現地情報、
幽玄の間のライブ中継、
毎日新聞に連載される観戦記もあわせてお楽しみください。
なお、本放送は
タイムシフト機能に対応しておりませんのでご注意願います。
みなさまのご視聴をお待ちいたしております。
本因坊戦
本因坊は江戸時代の家元四家のひとつ(他に安井家・井上家・林家)。
1939年に世襲制から実力制に移行し、初のタイトル戦となった。
持ち時間は各8時間。2日制で行われる。
棋士紹介
○主催:
毎日新聞社、
公益財団法人日本棋院、
一般財団法人関西棋院○日程・会場
第1局 5月15日(火)・16日(水)京都市左京区「寂光寺」
第2局 5月28日(月)・29日(火)埼玉県熊谷市「聖天山歓喜院」
第3局 6月 5日(火)・ 6日(水)福島県会津若松市「今昔亭」
第4局 6月18日(月)・19日(火)札幌市中央区「京王プラザホテル札幌」
第5局 6月24日(日)・25日(月)神奈川県平塚市「平塚プレジール」
第6局 7月 9日(月)・10日(火)三重県鳥羽市「戸田家」
第7局 7月18日(水)・19日(木)静岡県伊豆市「東府や」