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『どうする?ニッポン二次創作文化と著作権とTPP』MIAU Presents ネットの羅針盤

公式
(2時間46分)

ニコニコエンタメチャンネル提供:株式会社ドワンゴ
古くは和歌の本歌取り歌舞伎から同人誌初音ミクまで、
映画演劇文学ゲームとジャンルを問わず、日本文化の華であった二次創作。

近年、その多くは原作者の許可に基づいて作られて来ましたが、
権利者がはっきりしない場合や正面から許可がとりにくい場合など、
「グレー」領域での二次創作が大きな存在感を占めて来たことも、
また事実です。
著作権切れ(パブリック・ドメイン)の作品(※注)も、創作の大きな源泉でした。
(※注)たとえば2013年からは、遂に吉川英治(「宮本武蔵」「三国志」)、
     柳田国男、室生犀星がパブリックドメイン化します。

他方、深刻化する海賊版対策を背景に、
国際的に著作権の強化をめぐる論争が激しさを増しています。
日本でも、TPP(環太平洋経済連携協定)で米国が要求中とされる
「保護期間の大幅延長」「非親告罪化」「法定賠償金」など、
二次創作に影響を与えかねない法改正が取り沙汰されています。

こうした中、従来の「ゆるふわ」な「グレー」領域を適法化するための、
「クリエイティブ・コモンズ」
「当日版権システム」
「日本版フェアユース」
「著作物の登録制」など、
さまざまな実践や提案も広がっています。

いよいよTPPの交渉が本格化する夏を迎えて、
「ニッポン二次創作文化」と著作権の進むべき道は何か。
硬軟とりまぜた多彩な論客を集めて送る、
昨秋話題を呼んだ「TPPと著作権」シリーズの第三弾!

【司会】
津田大介(ジャーナリスト、MIAU代表理事)
【登壇者】
赤松健(漫画家、株式会社Jコミ代表取締役)
生貝直人(クリエイティブコモンズ・ジャパン理事、慶應大SFC研究所助教)
希有馬/井上純弌(漫画家、ゲームデザイナー、同人誌サークル「希有馬屋」代表)
丹治吉順(朝日新聞記者)
綾川ゆんまお(コスプレタレント、日本メイド協会理事)
(以上、順不同・敬称略)
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