格差・貧困が当たり前になってしまった現代日本。
健常者・障害者にかかわらず「総弱者化」が進む中で、
「誰もが生きやすい社会」を可能にする経済政策は、
あるのでしょうか。徹底議論します!今月のニュース解説には、
大野更紗氏が登場。
現在の社会保障政策がはらむ問題点を浮き載りにします。
そして、特集コーナーには、経済学者の
中島隆信氏。
障害者を経済学的な視点から読み解くことで明らかになる、
すべての人にとって優しい社会制度とは?
■番組の前半は…月刊シノドス・ジャーナル コーナー■司会の
荻上チキ氏が、シノドスの解説委員とともに、
1ヶ月間の重要ニュースを深く、掘り下げます。
今月号では、「あなたの隣の<孤立死> …弱者120%社会、『悪いのはお役所』か?」
と題して、特に「立川市母子死亡事件」を取り上げます。
今、ほんとうに必要な社会保障や障害施策は何なのか。
シノドス解説委員として、作家の
大野更紗氏が解説します。
■番組の後半は… 特集コーナー今号の特集テーマは、
「産むが易し」型社会をつくろう!障害問題や犯罪更正などに丹念に目をやると、
この国では、本当に必要なところに手が届いていない実態が
浮き彫りになります。
誰にでも出番のある、優しい社会はどのように作れるのか。
ゲストに、経済学者の
中島隆信氏を招き、徹底的に討論します。
以下リンクより今回の番組資料PDFをダウンロードできます。大野更紗さん資料中島隆信さん資料【出演者】
荻上チキ(司会・評論家)
1981年生まれ。評論家・編集者。芹沢一也、飯田泰之とともに株式会社シノドスを設立。
「シノドス・ジャーナル」「αシノドス」編集長。
最近の著書に『ダメ情報の見分け方』(共著、生活人新書)、『セックスメディア30年史』
(ちくま新書)、編著に『日本を変える「知」』『経済成長って何で必要なんだろう?』
(光文社SYNODOS READINGS)など。
大野更紗84年福島県生まれ。作家。難病当事者。
上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程休学中。
著書『困ってるひと』(ポプラ社)。
中島隆信1960年生まれ、83年、慶應義塾大学経済学部卒業。
現在、慶應義塾大学商学部教授、商学博士。
実証的な分析を行う一方で、従来の経済学ではなかなか扱われないできた事象を
経済学で読み解く一連の仕事を続けている。著書に『障害者の経済学』(東洋経済新報社)。
最新刊に『刑務所の経済学』(PHP研究所)。
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