宇宙の96%を占める暗黒物質・暗黒エネルギーとは?
そこから見えてくる宇宙誕生のシナリオとは?
誕生から約137億年と言われる
宇宙。
古代から、暦の作成や吉凶を占う占星術などに利用され、
多くの人の世界観に影響を与え続けてきた。
近年では、物理学の発展によりその姿が明らかになってきたものの、
今もなお
暗黒物質や
暗黒エネルギーなど、多くの謎が残されている。
その謎の一つが、
宇宙の誕生。
「定説」となっているビッグバン理論によると、
時間を遡るにつれて、宇宙そのものが小さくなるため、
物質のルーツとなる
素粒子が、宇宙誕生のカギを握っているという。
宇宙の始まりに大切な役割を果たしたと言われる
素粒子とは何なのか?
そして、宇宙の96%を占める
暗黒物質と
暗黒エネルギーとは?
こうした宇宙と素粒子の関わりについて、気鋭の物理学者であり、
「
宇宙は何でできているのか」の著者である
村山斉氏が語ります。
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村山斉(東京大学 数物連携宇宙研究機構長 特任教授)
素粒子のなかでも、実際の実験などにかかわる現象論という分野で、世界のトップを走っている気鋭の研究者。東京大学で博士号を取得後、東北大学助手、カリフォルニア大学バークレー校助教授、同教授を歴任、現在は、東京大学数物連携宇宙研究機構の機構長をつとめる。一般向けの話のうまさも折り紙付きで、最近では「宇宙は何でできているのか」が大ベストセラーとなり、新書大賞2011も受賞。テレビ出演も多数あり、現在最もホットな素粒子論研究者です。
■ 会場:サイエンスカフェ・ガリレオ・ガリレイ
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