• 36,002
  • 49,202
コメント

ニコ生トークセッション いま、「キャラクターと日本人」を考える 東浩紀×斎藤環

公式
(1時間57分)

ニコニコエンタメチャンネル提供:株式会社ドワンゴ
    「キャラ化」を免れうるものなど、何一つとしてない――。

    そう言いたくなるほど、現代日本において「キャラ」もしくは「キャラクター」は、
    広く深く浸透している。

    人間関係にかかわるフェーズ(「いじられキャラ」など)においても、
    マンガやラノベ、現代アートといった文化領域においても、
    いまや「キャラ」というファクターを無視しては、何も語り得ないに等しい。

    「キャラ的なるもの」が、この社会にかくも遍在化するようになったのは、なぜか?
    そもそも「キャラ」とは何なのか?
    そして3・11以後、「キャラクターと日本人」はどうなっていくのか?

    「キャラクター」にかんする、自らの思考の総決算とも言うべき著作を刊行したばかりの
    斎藤環氏と、データベース理論を提示し、現代日本のキャラクター論にも決定的な影響を与えてきた東浩紀氏の二人が、これらのテーマをめぐって、徹底討議する!

    Twitterをご利用の方へ ニコ生トークセッションのハッシュタグ
    #niconama_talk をご利用ください。

    (プロフィール)
    東浩紀
    1971年生まれ。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。作家、批評家。
    現在、早稲田大学文学部学術院教授、東京工業大学世界文明センター特任教授。社会評論、
    情報社会論からオタク系文化批評まで幅広く評論活動を展開。
    著書に『存在論的、郵便的』(新潮社)、『情報環境論集』(講談社BOX)、
    『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)ほか多数。
    2010年に合同会社コンテクチュアズを起業、現在その代表として言論誌『思想地図β』を発刊している。

    斎藤環
    1961年、岩手県生まれ。90年、筑波大学医学専門学群環境生態学卒業。医学博士。
    現在、爽風会佐々木病院精神科診療部長(87年より勤務)。
    青少年健康センターで「実践的ひきこもり講座」ならびに「ひきこもり家族会」を主宰。
    専門は思春期・青年期の精神病理、および病跡学。
    兼業批評家として、サブカルチャー、文芸、アート、映画などについても著書がある。
    著書に『文脈病』(青土社)、『社会的ひきこもり』(PHP研究所)、
    『戦闘美少女の精神分析』(ちくま文庫)、『関係の化学としての文学』(新潮社)、
    『脳と心』(茂木健一郎との共著、双風舎)、『「社会的うつ病」の治し方』(新潮社)、
    『キャラクター精神分析』(筑摩書房) ほか多数。