※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
☆ 番組チケット(2000円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv347066390
☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/ZagSNFHgtV4Z3xW28
【イベント概要】
かつてウィトゲンシュタインは「語りえぬものについては沈黙せねばならない」と記しました。にもかかわらず、私たちは沈黙がとても難しい時代に生きています。画一的な「正しさ」のもと、沈黙することは無知に居直ることであり、犯罪に対して「見て見ぬふりをする」ことだと主張する人々が多いからです。
けれども現実には、私たちは世界の限られた部分しか知ることができません。最初に接した情報が、のちに誤りだと判明することもあります。十分な準備ができていない人々を沈黙から引き剥がし、敵か味方か「いまここ」で決めさせようとする態度は、むしろ混乱や陰謀論の温床になります。まさにそれこそが、いま左右問わずポピュリストが利用している詐術です。
トランプ第2期政権が始まり、リベラルデモクラシーのさまざまな前提が音を立てて崩れつつあります。そのような時代に、性急に「答え」に飛びつき、正義を「語りすぎ」てしまわないためには、いかなる自制が必要とされるのか。そしてメディアや論壇に求められる変化はなにか。
国際情勢の急展開から国内では兵庫県知事問題やフジテレビ問題まで、最近のさまざまな事例を参照しながら、ノンフィクションライターの石戸諭さん、批評家の大澤聡さん、そして東浩紀の3人がゲンロンカフェで語ります。
「語りすぎない」ための批評とジャーナリズム – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20250306/