明治初期、日本で本格的に洋画に取り組んだ最初の世代のひとり、浅井忠の生涯をたどる特別展。
なんと、その展示品のほとんどが、開館50周年を迎える千葉県立美術館が誇るコレクションです。
文明開化や明治の美術教育、そして、工芸やデザインの興隆......
世紀の変わり目のアートの東西交流が、ひとりの画家の人生から見えてくる展覧会を解説付きで巡ります。
番組概要
近代洋画の先駆者として知られ、日本画や工芸、図案など多様な分野でも活躍した浅井忠(1856-1907)。昭和49(1974)年の開館以来、千葉ゆかりの作家として浅井の作品収集及び調査研究につとめてきた当館は、約200点の作品と絵葉書等約1,500件の関係資料という、日本有数の浅井忠コレクションを有しています。本展は、合計350点以上の浅井忠作品・研究資料を一度に見ることのできるまたとない機会となります。
開館50周年を記念し企画された本展では、当館が所蔵する4つの日記 ―「筑波日記」、「従軍日記」、「巴里日記」、「フォンテーヌブロー日記」― を軸に、当館所蔵の浅井作品を一挙公開、他館からも作品を借用してご紹介します。さらに、工部美術学校在学時のデッサンやフランス時代の句集「寒月・水仙」、浅井が様々な人と交換していた絵葉書や書簡といった貴重資料の一部を作品とともに展示することで、その多岐にわたる活動に隠された、知られざる人物像に迫ります。
(博物館公式HPより)
出演者
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中松れい(千葉県立美術館 副館長)
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神野有紗(千葉県立美術館 研究員)
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橋本麻里(ライター・エディター)
展覧会概要
浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—
会期 : 令和6年10月30日(水)〜令和7年1月19日(日)
休館日: 毎週月曜日(ただし、1月13日は開館)、1月14日(火)、
年末年始(12月28日〜1月4日)
会場 :
千葉県立美術館
時間 : 午前9時〜午後4時30分(入場は午後4時まで)
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