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【PS】ウィザードリィ7 初見プレイ 第34回


モト
LV19
それは、はるか昔・・・。
”神の領域”を手にした男の話しに始まる。
天才科学者「フォーンザング」は、生命の創造、
そして全生命の破壊さえも可能とする”宇宙と生命”の謎を解き明かし、
その手に余るほどの重大さゆえ、
その秘密を「アストラル・ドミナ」という天球儀に封じ込めたという・・・。
そして彼はその天球儀を、自ら創造した惑星<ガーディア>に隠し、
その場所を記した地図を11の断片に分け、同じくその地に創造した生物に分け与え、
永遠に姿を消し去ったという・・・。

それから千数百年後・・・。
いま、宇宙では様々な生物が活動し、惑星間の交流も盛んになっている。
なかでも、強大な力を持つ2大種が存在した。
公平さとモラルを重んじる商人「アンパニ族」と、
目的達成には手段を選ばない卑怯な商人「ティーラング族」である。

伝説の惑星<ガーディア>が発見されたのは、
ある事件を発端に、宇宙のバランスが大きく崩れたからである。
その衝撃的ニュースを、「ティーラング族」が放っておくはずがない。
こともあろうに、”死の使い”と恐れられる破壊王「ダーク・サヴァント」と
手を組み、「アストラル・ドミナ」の捜索に乗り出したのである。

そして、惑星<ガーディア>へ向かう「ダーク・サヴァント」の黒船には、
天才科学者「フォーンザング」の子孫と噂される女戦士「ヴィ・ドミナ」も同乗していた。
もちろんその理由は、彼女に何らかの利用価値があると考えていたからにほかならない。

対する「アンパニ族」も、ただ手をこまねいているわけにはいかない。
もし「アストラル・ドミナ」が「ティーラング族」のものになれば、
それは恐ろしい暗黒時代の到来を意味する。
激しい危機を感じた「アンパニ族」は、多くの軍隊を<ガーディア>に送り込んだ。

一方、その惑星<ガーディア>の地には、「ゴーン族」「ムンク族」「ダーン族」など、
現在5種の原住民が住んでいる。
地上は深い緑におおわれ、そこには街や遺跡が点在し、
かつては高い文明も築かれていたようである。
そしてこの惑星の原住民たちは、次々到来する異星人たちに
異常なほどの恐怖を覚えている。
それは、昔からこの地に、ある予言が語り継がれてきたからである。
「異星人が来るとき、この世は滅びるであろう」と・・・。

はたして、この惑星に、これから何が起ころうとしているのか・・・。
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