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【生放送】いとうせいこう×荘子it×吉田雅史 ヒップホップその可能性の中心 @seikoito @ZoZhit @nejel_mongrel #ゲンロン240901

CH一部無料
(3時間26分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

この番組を最後まで視聴するために

※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。

☆ 番組チケット(1500円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv345676275
☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/dsJcFFY6KykUi1fh8


【イベント概要】

日本のヒップホップシーン黎明期から活躍し、7月に行われたFUJI ROCK FESTIVAL '24では「いとうせいこう is the poet with 町田康」でのパフォーマンスが話題になるなど、現在も精力的に音楽活動を行っている、いとうせいこう氏。

Dos Monos第二期ではロックバンドとして活動することを宣言し、生演奏を積極的に取り入れ、自らも全曲でギターを演奏している最新アルバム『Dos Atomos』を5月にリリースした、トラックメイカー/ラッパーの荘子it氏。

2023年10月に口頭遊民ダコタのファーストアルバム『ForMula脱皮とて…』をリリースし、年内にはゲンロンから単行本『アンビバレント・ヒップホップ』の刊行が予定されている批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史氏。

それぞれ1960年代、70年代、90年代生まれによる、世代を超えたヒップホップ鼎談イベントを開催します。

荘子it氏と吉田雅史氏は今春、ゲンロンカフェでのトークイベントを中心に構成された『最後の音楽:| ヒップホップ対話篇』を刊行。「ズレ」をキーワードの一つとし、「ヒップホップとキャラクター」「ヒップホップと『良い音』」などについて、さやわか氏、菊地成孔氏、後藤護氏、Illicit Tsuboi氏をゲストに招き、自由な議論を展開しました。

そんな二人が、今度は日本のヒップホップにおける重要人物、いとうせいこう氏をゲンロンカフェにお招きし、ヒップホップの可能性を探ります。ご期待下さい!


▼吉田雅史さんからイベントに向けたコメントが届きました!

ヒップホップその可能性の中心。それについて考えることは、「まだ見ぬ」ヒップホップを探ることが含まれるだろうか。まだ見ぬヒップホップ。そう言葉にするだけでなんだかワクワクする。

もちろん、時代ごとに様々な流行を生きてきたヒップホップは、「まだ見ぬ」スタイルを次々に生み出してきたジャンルでもある。たとえばトラップやドリルといったスタイルも、ヒップホップ黎明期から見れば、「まだ見ぬ」ものだった。

だがドリルが日本にも渡り、和を感じる音ネタやお経のようなフロウのオリジナリティと共に「カッコいいモノ」と評価されるとき、かつての「まだ見ぬ」を目の当たりにしている感が一気にアップする印象がある。あるいは最近島村一平さんが編んだ『辺境のラッパーたち』を読めば、日本も含めワールドワイドに伝播したこの文化が次々と「まだ見ぬ」連鎖を起こしているのを確認できるだろう。
全然別の観点からいけば、最近歌人の川村有史さんとのトークイベントがあったのだが、歌人とラッパーそれぞれの創作に光を当て短歌的な発想についてヒップホップを通して考えてみるという行為からは、「まだ見ぬ」なにかの誕生の気配がした。短歌といえば『最後の音楽』に収録された菊地成孔さんとのイベントでは、文学とヒップホップの関係性について考えたのだった。

そう考えてみれば、いとうさんの「東京ブロンクス」や『MESS/AGE』はまさに文学的想像力が発揮された、一九八〇年代当時にあっては「まだ見ぬ」ヒップホップそのものだった。もっと言えば、それはいまでも変わっていないかもしれない。

いとうさんをお迎えして三者で様々な「まだ見ぬ」スタイルや発想のバリエーションを探る。ヒップホップのさらなる可能性を探る。そんな「まだ見ぬ」対話にワクワクが止まらない。


ヒップホップその可能性の中心 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20240901/
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