• 6
  • 0
コメント

悶絶アイドル専属調教プロデューサー

(1時間24分)

ISAC
LV7
「篠澤さん、レッスンお疲れ様です」
「ハッ……ハッ………ぷろひゅーさー」
「喋らなくて大丈夫です。それより今は呼吸を整えてください」

篠澤さんは体力無い、技術も無いとアイドルに向いているとはとても思えない人だ。
だけど彼女は、誰からも期待されない、1番下から上っていく今の状況を楽しんでいる。
最近ではレッスンを通して少しは体力がついたように思う。
本当に少しだけど。

「プロデューサー、レッスン見てくれてた?」

休憩して回復した篠澤さんが言ってきた。

「もちろん。自分の担当するアイドルですから」
「そっか。見ていて何か感じた?」
「すごくドキドキしていました」
「ドキドキ……確かに熱い視線を送られている気がした」
「いつでも保健室に運べるように準備していましたが、普通に倒れるだけで安心しました」
「………ふふっ、だからプロデューサーは好き」
親作品・子作品を見る