• 99
  • 0
コメント

【生放送】吉川浩満 聞き手=國安孝具 まちがう、ゆえに我あり──認知科学・進化論から考える【ゲンロン・セミナー 第2期 1000分で「まちがい」学 #4】 #ゲンロンセミナー #ゲンロン240518

CH一部無料
(3時間57分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

この番組を最後まで視聴するために

※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。

☆ 番組チケット(2000円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv344963110
☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/FoZBRrXhJNUQ62tE9


【イベント概要】
ゲンロン・セミナー第2期「1000分で『まちがい』学」も、いよいよ後半に突入。第4回の講師は、『理不尽な進化』や『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(ともにちくま文庫)などの著作で知られる、文筆家の吉川浩満先生です。

わたしたちはどのように物事を知るのか? 人間の知性について研究してきたのは、人文学だけではありません。なかでも、1950年代に登場した認知科学は、哲学(とくに認識論)が扱ってきた問題を、さまざまな実験を行なうことで実証的に明らかにしてきました。

同時にわかってきたのは、人間がかんたんに「まちがう」存在であるということ。生存者バイアスや公正世界仮説がとくに有名ですが、現在では数々の「認知バイアス」が知られています。さらに、進化論を背景にして、じつはそうした「まちがい」にも合理性があるという研究も進んでいるのだとか。

学問の世界はもちろん、ビジネスの世界でも合理性は美徳とされています。では、わたしたちは合理性とどのように付き合っていくべきなのでしょうか。ゲンロン・セミナーの理系回にご期待ください!

【講師の吉川浩満先生より】
我々は正しさを追求します。あえてまちがいを選ぶ人はめったにいません。同じように、我々は正しさについては大いに気にかけていますが、まちがいに対して同等の注意を払うことはそれほどありません。

しかしながら、我々はまちがいから逃れることはできません。良かれ悪しかれ、まちがいは我々の生活や社会において、正しさと同様に大きな役割を演じています。それどころか、まちがいなしにはそもそも生命の歴史を考えることもできないでしょう。

本講座では、認知科学(人間の認知メカニズム)と進化学(生物の歴史と多様性)の観点から、まちがいをもたらす機構、まちがいがもたらす機能、まちがいとの付き合い方について、多層的(生命レベル、個人レベル、社会レベル)に考えてみたいと思います。

まちがう、ゆえに我あり – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20240518/
親作品・子作品を見る
東京西五反田に位置する「ゲンロンカフェ」。作家、学者、政治家、ジャーナリスト、クリエイター、経営者ら、時代のキーパーソンが集う新型トークイベントスペースの模様を完全中継。