※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
☆ 番組チケット(2000円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv344881085
☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/11pGncTdMT3prtv99
【イベント概要】
アーティストの弓指寛治さんはゲンロン新芸術校出身(第1期生)。2018年に第21回岡本太郎現代芸術賞・敏子賞を受賞。2019年のあいちトリエンナーレにも出展しました。現在は、国立西洋美術館の特別展「ここは未来のアーティストたちが眠る場所となりえてきたのか?」に、三谷のドヤと上野のホームレスを主題とした新作「You Are Precious to me」で参加しています。
同作は1年を費やした丁寧なフィールドワークのうえで構成された絵画・テクスト・立体による長大なインスタレーションです。ホームレスの方々の物語はもちろん、彼らを親身に支援する人々の力や優しさが人の心を強く打ちます。弓指さん自身、多いときは週4日ボランティアに通ったと言います。西洋美術館の学芸員で同展のキュレーターの新藤淳さんも、弓指さんと共に活動に参加しホームレスと言葉を交わすようになり、その展開自身が国立西洋美術館に対する鮮烈な批判にもなっています。
作家自身を語り手としながら、イデオロギーの罠を回避しつつ巧みに困難な社会問題に迫っていく弓指さんの姿勢は、最近美術界で流行しているリサーチ・ベイスド・アートと似ているようでいてまったく異なり、独自の方法論を築き上げているように思います。このイベントでは、そんな弓指さんをゲンロンカフェにお招きし、東浩紀と上田洋子が聞き手となって、「You Are Precious to me」を中心としながら新作の構想などを紹介してもらいつつ、美術と社会の関係について話を伺います。
ぜひご来場、ご視聴ください。
美術はひとを救えるか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20240425/