コロナ禍以降、どんどんこの国の医療と社会はおかしくなっていく!
医師・長尾和宏がテレビや新聞では絶対にカットされる話題を、わかりやすく解説していきます。
今回のテーマは、「安楽死」。安楽死を望んでいる当事者、「くらんけ」さん @IrreKranke (←Xのアカウント)をゲストに迎え、安楽死について徹底的に討論していく回です。
くらんけさんは6歳のときに、CIPD(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)と診断されました。これは四肢の筋力低下やしびれ感をきたす 末梢神経 の疾患で、全国に5000人ほどしかいない難病です。くらんけさんは子供の頃より様々な治療を受けて、副作用にも苦しめられてきました。治療を拒否したいと申し出ても、医師が聞き入れてくれなかったという経験もあり、何度も耐え難い苦痛を味わってきたようです。あらゆる治療法を試してみましたが、回復する見込みがないことから安楽死を希望され、2021年8月にスイスの「ライフサークル」を父親と訪ねました。死の直前で安楽死をとりやめ(同行した父親が激しく動揺されたこともあり)日本に帰国されました。
その模様は、先ごろ放送された(3月16日)『報道特集』でも紹介されましたが、くらんけさんの今までの道のり、そしてなぜ安楽死を希望するに至ったのかを知るためには、ぜひ、ご著書である『私の夢はスイスで安楽死 難病に侵された私が死に救いを求めた三十年』(彩図社)をご一読することをお勧めします。
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先日、京都ALS患者嘱託殺人事件では、主犯の医師に対し、京都地裁で懲役18年の判決が出ました。この判決に関して、長尾は刑が重すぎると感じています。なぜそう思うのか? この事件に関しても、考察していきます。
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