※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
☆ 番組チケット(1500円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv344596387
☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/S4gaSzPTiJpHo9qy8
【イベント概要】
昨年サントリー学芸賞(社会・風俗部門)と毎日出版文化賞特別賞をダブル受賞し、東京TDC賞2024にも入選した話題書『杉浦康平と写植の時代──光学技術と日本語のデザイン』(慶應義塾大学出版会)。著者の阿部卓也さんがゲンロンカフェに初登場です!
じつは阿部さんは、シラスの「現代思想の教室」でおなじみ、記号学者の石田英敬さんの教え子。ゲンロンとは『新記号論』掲載の「石田の年表」を作成していただいたご縁もあります。この度おふたりをお招きした師弟対談が実現しました。
阿部さんの『杉浦康平と写植の時代』は、伝説的なデザイナー、杉浦康平氏の仕事を紹介しつつ、写植を中心に活版印刷、DTPなどの「文字の技術」を通史的に語る内容です。また阿部さんは『仮面ライダークウガ』の作中に登場する架空文字「リント文字」を手掛けられてもいます。そんな阿部さんと石田さんの対談は、『新記号論』で構想される「一般文字学」を引き継ぐものになること間違いなし。なぜ美しい文字組みとそうでないものがあるのか、その感覚は時代と場所によって変化するのか、そもそもひとは、どうして文字を文字として認識してしまうのか──技術とデザイン、そして原理の面から、おふたりに徹底的に語っていただきます。
デザインはよくできていればいるほど、自然すぎて意識にのぼらないもの。そんな「文字とデザインの無意識」に迫るイベントです。
ちなみに、日本語のための写植機が誕生したのは五反田に工場のあった星製薬だそう。写植は五反田から始まった──ゲンロンカフェならではの議論にご期待ください!
そもそも「文字」ってなんなのよ? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20240404/