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【生放送】貝原伴寛 聞き手=植田将暉、田村海斗 啓蒙主義は「ネコ主義」だった?──フランス文化史のミライ【学問のミライ#6】 #ゲンロン240405 #学問のミライ

CH一部無料
(4時間30分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

この番組を最後まで視聴するために

※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。

☆ 番組チケット(1000円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv344467460
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https://forms.gle/6NfuNpJRkFTpC7TM7


【イベント概要】
活躍中の若手研究者をゲストにお招きし、学問の面白さを深堀りするイベントシリーズ「学問のミライ」。今回のゲストは、文化史・啓蒙思想研究がご専門の貝原伴寛さんです。

昨年3月、フランス社会科学高等研究院に博士論文「猫の大聖別──フランスにおけるある伴侶動物の創出(1670−1830年)」を提出された貝原さん。18世紀フランスの文化や思想を、「猫」に注目しながら研究しています。
いまでは多くのひとに愛されている猫ですが、じつは歴史上つねに愛される存在であったわけではありません。18世紀のフランスには、懐かない猫を「邪悪な体質」であると断じ、「猫を愛でる」という行為や感情を批判する議論がありました。
啓蒙主義が席巻していた18世紀フランス。「理性の時代」としてイメージされがちなこの時期は、同時に、ジャン゠ジャック・ルソーによる感傷小説『新エロイーズ』が好評を博すなど、「感情の時代」でもありました。そして啓蒙主義者やサロンの女性たちのあいだでは、「猫を愛する感情」をめぐるさまざまな論争や事件が生じていたのです。

今回のイベントでは、「啓蒙主義とは何か」という教科書的な解説にとどまらず、作家モンクリフによる世界初の猫論文(未邦訳!) やさまざまな猫絵画などをふんだんに紹介し、猫をめぐる啓蒙主義者たちの社交と論争の世界にみなさまをご案内します。
また、感情史研究やアニマルスタディーズなどの新しい学問潮流だけでなく、フランスでの博士論文執筆や貝原さんの今後の研究テーマなどについてもお伺いします。聞き手は、フランスと歴史研究に関心のある、ゲンロン編集部の植田と田村です。

webゲンロンの迷コーナー「ネコ・デウス」の起源は18世紀フランスにあった!? 猫好き、歴史好き、フランス好き、そして歴史学や留学に興味のある方、必聴のイベントです。ぜひご視聴ください!


啓蒙主義は「ネコ主義」だった? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20240405/
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