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企画展「牧野富太郎物語」と博士が残した100年前の植物標本や野生植物を「牧野植物園」研究者が生解説(進行:橋本麻里)【ニコニコ美術館】

公式
(4時間05分)

ニコニコ美術館 (ニコ美)提供:株式会社ドワンゴ
牧野富太郎が残した100年前の貴重な植物標本の数々と、
「牧野植物園」に生育する富太郎ゆかりの植物を研究者が生解説!
より自然に近い状態で多様な植物を管理し、未来へ伝えていく文化事業の裏側について、
企画展「牧野富太郎物語〜ある植物分類学者の生涯」とともにご紹介します。
一般

番組概要
高知が生んだ日本の植物分類学の父「牧野富太郎博士」の業績を顕彰するため、
博士逝去の翌年、1958年4月に高知市の五台山に開園したのが「高知県立牧野植物園」です。
起伏を活かした約8haの園地には、博士ゆかりの野生植物や園芸植物など
3,000種類以上が四季を彩り、自然の中で植物に出会う喜びを感じることができます。
開園から半世紀を超えて、植物園の役割である保全・研究・教育普及・憩いの場の
すべてを備えた総合植物園です。今回は、現在開催中の企画展
「牧野富太郎物語〜ある植物分類学者の生涯」のご紹介と
牧野富太郎が残した100年前の標本や、職員らが収集した約34万点の植物標本を見学するとともに、
研究者たちに「植物標本の作り方」を実践してもらいます。
さらに、より自然に近い状態で多様な植物を管理し、未来へ伝えていく文化事業の裏側
についてもご紹介します。

出演者
●「牧野植物園」企画展・全体案内
 藤川和美(牧野植物園 広報課兼植物研究課)
●「標本庫」案内
 前田綾子(牧野植物園 植物研究課)
 小松冴(牧野植物園 植物研究課)
 松田史乃(牧野植物園 植物研究課)
●園内の植物紹介
 福川直人(牧野植物園 栽培技術課)
 中野善廣(牧野植物園 栽培技術課)
 丹羽誠一(牧野植物園 栽培技術課)

進行:橋本麻里(ライター・エディター)⇒ @hashimoto_tokyo

牧野植物園 概要
開園時間 :9:00~17:00 (最終入園16:30)
所在地  :〒781-8125 高知県高知市五台山4200-6
休園日  :年末年始(12/27~1/1)、(メンテナンス休園 2024/6/24、9/30、11/25、2025/1/27)
入園料  :一般730円 (高校生以下無料)、団体630円 (20名以上)
      年間入園券2,930円(1年間有効のフリーパス)
公式サイト:https://www.makino.or.jp/

牧野富太郎博士について
植物学者 牧野富太郎博士(1862-1957)
牧野富太郎博士は、現在の高知県高岡郡佐川町に生まれました。
高知の豊かな自然に育まれ、幼少から植物に興味を持ち、
独学で植物の知識を身につけていきました。
2度目の上京のとき、東京大学理学部植物学教室への出入りを許され、
植物分類学の研究に打ち込むようになります。自ら創刊に携わった「植物学雑誌」に、
新種ヤマトグサを発表し、日本人として国内で初めて新種に学名をつけました。
94年の生涯において収集した標本は約40万枚といわれ、蔵書は約4万5千冊を数えます。
新種や新品種など約1500種類の植物を命名し、
日本植物分類学の基礎を築いた一人として知られています。
現在でも研究者や愛好家の必携の書である「牧野日本植物図鑑」を刊行。
全国からの要望に応じて各地を巡り、植物を知ることの大切さを一般に広く伝え、
植物知識の普及にも尽力しました。1953年東京都名誉都民。1957年文化勲章受章。

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