ゲストはアナキズム研究家の栗原康氏。
伊藤野枝、大杉栄と、アナキストたちの評伝を書いてきた栗原氏が、新刊の主人公に選んだのはナイチンゲール!
“ランプを持った天使”“戦場の天使”の異名を持つナイチンゲール、その名前ぐらいみな知っていると思いますし、子どものころに偉人伝で彼女の業績を知っている人も多いかと。
ところが、栗原氏の新刊『超人ナイチンゲール』を読んでビックリ!
ナイチンゲール…想像を超える人でまさに超人!
看護のために理由は不要と、あらゆる枠を飛び越え、奇跡を起こしまくります。
そんなナイチンゲールの偉業・奇跡を通して、“近代的個人を超える人”について考えちゃいます!!
以下、栗原氏の近著『超人ナイチンゲール』から。
『それは聖女でもなく合理主義者でもなく、「近代的個人」の設定をやすやすと超える人だった。
「永遠の今」を生きる人だった。救うものが救われて、救われたものが救ってゆく。そんな新しい生の形式を日常生活につくりだせ。ケアの炎をまき散らせ。看護は集団的な生の表現だ。そう、看護は魂にふれる革命なのだ!』
ナイチンゲールが起こした奇跡は・・・
●平等なケア
●枠を超えた行動
●女性解放
●革命
●etc・・・
ん?
これって今の日本に足りないものばかり。
どうやら、ナイチンゲールから学ぶべきことがたくさんありそうです。
さらに・・・息苦しさを感じて生きている方も必見です!?
ナイチンゲールの生きざまを通してアナキスト・栗原康節が炸裂します!
■テキスト:栗原康著『超人ナイチンゲール』(医学書院)
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/111968
●日時:2月28日(水)21時から生配信
●ゲスト:栗原康(アナキズム研究家)
●出演:島田雅彦(作家) 白井聡(政治学者)
●司会:ジョー横溝