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【生放送】山崎孝明 聞き手=住本賢一 「フロイトとラカンだけじゃない現場の精神分析──間主体的できごととしての『まちがい』」【ゲンロン・セミナー 第2期 1000分で「まちがい」学 #2】

CH一部無料
(4時間30分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

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※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。

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【イベント概要】
ゲンロン・セミナー第2期「1000分で『まちがい』学」の第2回講義として、臨床心理士の山崎孝明先生をお招きしてお話を伺います!

心理療法のなかでも、フロイトが19世紀末のウィーンではじめた「老舗」である精神分析。その理論は思想や哲学の文脈でも触れられることが多いですが、今日、じっさいの臨床の現場ではどのように使われ実践されているのでしょうか? そして、そのなかで「まちがい」が果たす役割とは?

『精神分析の歩き方』(金剛出版、2021年)や『精神分析的サポーティブセラピー(POST)入門』(共著、金剛出版、2023年)などの著作を世に問いつつ、実臨床の現場で活躍されている山崎先生。前者は東浩紀『観光客の哲学』に影響も受けながら書かれたとのことで、山崎先生は東浩紀やゲンロンのフォロワーであるとも公言されています。精神分析の立場から、その哲学や実践がどう見えるかという話にもなるのかも……!?

【講師の山崎孝明先生より】
「精神分析」──その言葉は、こうしたイベントに興味を持たれる方なら一度は耳にしたことがあるでしょう。それどころかなにがしかの書籍を読んだことがある(けど挫折した)という方も多いのではないかと思います。ただ、その「精神分析」はフランスで発展したラカン派のものであるかもしれません。そこでは臨床実践よりも、理論的なことが語られたり、社会批評がなされたりしていることが多いでしょう。

フロイトから始まる精神分析は、じつは英米でもそれぞれ独自の発展を遂げています。そして、実臨床では(すくなくとも日本では)英米系の精神分析のほうが重用されています。今回、私は臨床家として、臨床に根差した英米系の精神分析を、そして実践としての精神分析を紹介することをひとつの目的としています。

なかでも「まちがい」と言えば、英国の精神分析家ドナルド・ウィニコットの「私たちは、失敗すること──その患者に固有のやり方で失敗すること──によって成功するのである」という逆説が連想されます。今回はこの箴言をとっかかりに、精神分析において「まちがい」はどのように考えられ、そして扱われてきたかについてお話しします。「まちがい」についてみなさんと共に考える機会となればと思っています。観光客、一見さん、大歓迎です!


フロイトとラカンだけじゃない現場の精神分析 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20240316/
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