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政治放談 なぜ改憲できないのか?

(30分)

ジェフティ
大日本帝国憲法の改正という形式論を経てGHQ草案や民間の私擬憲法を経て第90回帝国議会にて採択され公布・施行された日本国憲法
その歩みはGHQ草案という擬制的内政干渉という要素から「押しつけ憲法」との批判を今も経ている
その認識の適否とわが国の主権の問題を並行して思考しつつ
これまでの改憲論・改憲論者の動向及び改憲の流れを客観的かつ法制史的に俯瞰する

主は改憲論者でも護憲論者でもなく、より良い憲法を志向する という立場に過ぎない
その結果論として、既存の改憲論や改憲草案について「NO」である
しかし、それが改憲を否定しているものではなく、既存の改憲論や草案がNO であるだけに過ぎない

主は憲法論においてリアリズムを通底にして、具体的な憲法論・法制論及び解釈論と重視するものであり、理想論及び抽象論”だけ”による憲法論を信任しない
したがって、憲法論としては、条文ベースの評論が 改憲論者には必須と認識している
改憲論として、いつまでも具体論のステージに至れないレベルの話は、それが”改憲できない原因” として無意味なものと見なしている
視聴者各位には、改憲・護憲というポジショントークを延々と続けるわが国の憲法論の稚拙さ幼稚さの自覚を前提に 比較憲法論として、憲法議論のあるべき姿を 海外事例を紐解きつつ解説したいと思う

繰り返す話だが、改憲・護憲などというポジショントークは「議論のために議論」として意味を見出す余地はなく、その段階を超えた議論を経ずにわが国の憲法は健全な進歩も発展もない
逆に言えば、国民各位が現状のポジショントークで終始する限りは、政治家レベルでの憲法改正議論などは到底不可能であり、現状の「内閣法制局主導による憲法の新解釈」(『憲法の変遷』)による官僚主導の立憲政治に終わる、と断言する。(その適否・善悪・是非は別問題)

視聴者各位には、理性と建設性ある立憲論・法制論・政治論を基底にした言動・言説を求めたい



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