【俺のこの手が光って唸る】神業ーKAMIWAZAー　第1話【下着を盗めと輝き叫ぶ】

舞台は江戸末期、東北地方を根城として名を馳せていた変態集団『TENGA増（テンガマス）』。
変態に身をおいていた若き日の海老三は、変態の道を信じ、周囲の大人たちのような立派な変態になることを夢見ていた―

十年前―TENGA衆としての初仕事の日、屋敷に赴いた海老三は、仕事中に幼女・すずなを見つける。
一方その頃、変態であるはずのTENGA衆の他の仲間は寝屋でときメモをプレイしていた事を知り、兄貴分の藍之助と海老三は失望する。海老三は藍之助の指示で、変態の矜持を守る為、幼女を口車に乗せて逃げ出す―

十年後―なんやかんやですずなを養ってきた海老三。明るく健気で自分好みな娘に育ったすずな。
貧しいながらもYesロリータ・Noタッチの精神で耐え抜き、なんとも幸福な暮らしだった。
しかし、そんな幸せも束の間、すずなは重い病にかかってしまう。
治すには高価な薬が必要だが、貧しく変態な海老三には到底手の届くものではない。
葛藤する海老三だったが、愛しいロリっ娘の為に再び変態道に手を染めることを決意。
その矢先、かつての兄貴分の藍之助と再会。彼を信じ、海老三は下着盗賊団「剥け天狗」として働きを開始した。


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