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呂号

(17分)

大槻
ひたむきに
クリスマスイブの日エドワードは友人の子供たちのために買ったプレゼントをもって
雪で道が塞がれている中かき分けて友人の家を訪れた
ノックをすると友人の妻が現れた
「まあ、なんて恰好なの!エドワード」「いや子どもたちにプレゼントを渡したくてね」
ルビーはいやいやそうに差し出されたプレゼントを受け取った
「セガサターンにミクロマン人形!」彼女は倒れそうになり友人が慌てて支えた
「エドワード、悪いが帰ってくれないか」「ああ、すまなかったジョン」
エドワードは小声でジングルベルを歌いながらそりに戻った
涙も流さず彼は泣いた。彼がしんだ時神はこの者をよしとし天国へいざなった

のちのサンタ。サンタククロースである。
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