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Gaudi~バルセロナの風~でコメント0を目指す

(3時間27分)

MG
LV24
1992年、世界は目前に迫ったオリンピックに沸いていた。
五輪参加国のほとんどは自国の威信を賭けた祭典に酔い、人々は平和を謳歌している。
そんな喧騒を疎ましく思いながら、私はスペインはバルセロナに降り立った。
もちろんオリンピックブームに乗っての観光ではない。
姫麻雀おもんねーわ。
スペイン共産党の鳩派連中が、政情不安を抑えるために私を招致したのだ。

 私の名はヘンリー・ハワード。裏世界の情報網を扱って、
要人や著名人達のトラブルを裁く仲介業が主な<情報コンサルタント>である。
情報が生活を形成するこの現代に於いてそれの効果は計り知れない。
言うならば私は現代兵器に匹敵する「武器」を持っているのだ。
 それがある以上この依頼は簡単に片がつくだろう、そう私は踏んでいたのだ。
しかし、一人の男の‘ドゥエンデ’~妖気~に、私は知らず知らずの内に押し流される。
その行き着く先が何であるのか、今の私には理解する術はない。
バルセロナを吹き荒れる暑い風が私の頬を撫でていた…。
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変な動画もいろいろ流したがすべては運営のため・・・悪いのは俺じゃあないんだ!38歳unkoもらしです。多方面に風評被害をもたらすYJSNPIは人間の屑    co56276