※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
☆ 番組チケット(1500円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv343412138
☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/5JwDdSijZ2cHSpzy8
【イベント概要】
東京大学准教授で哲学者の古田徹也さんによる新著『謝罪論 謝るとは何をすることなのか』の刊行を記念し、人類学者の磯野真穂さんとのトークイベントを開催します。
満員電車の中でひとの足を踏んでしまったという身近な場面から、記者会見で企業の不祥事を詫びるといった大きな事例まで、私たちは日々「謝罪」を目にしています。しかし、しばしば「謝罪になっていない」などと問題視されることも少なくありません。
では一体何をすれば、ひとは謝ったことになるのでしょうか?
古田さんの新著では、さまざまな事例を用いて「謝罪」の複雑さが解き明かされていきます。
また磯野さんは、統計的な数値では捉えきれない複雑な人間のあり方を探究されています。
たとえば『他者と生きる』では「統計学的人間観」の高まりに対して「関係論的人間観」を提示され、朝日新聞での連載「コロナ禍と出会い直す 磯野真穂の人類学ノート」では、感染対策を徹底しようとするあまり、個々人の多様な事情が見過ごされてしまう事例を人類学的に読み解かれています。
今回のイベントでは「謝罪」をキーワードに、私たちの「複雑さ」を見つめ直します。
それぞれの問題と向き合ってきた古田さんと磯野さんによる充実の対談にどうぞご期待ください。
私たちの「複雑さ」と出会い直す – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20231214/