ミリアニ6話の静香と志保は最高であった。 水と油、犬と猿。ゲームではもうおなじみとなっている静香と志保がぶつかる様子であるが、その二人が遂に邂逅する様子をこの目に焼きつけられたことに、諸兄らも興奮が抑えきれないことであろう。
志保に対して距離のある接し方をする静香はなかなかに新鮮で、今の二人を知る我々からは場面の状況と反してどこか微笑ましく、にやりとしてしまったのは私だけではないはずだ。
以後の二人のやりとりにおいて、一聴すると志保の物言いは冷たく静香を突き放すようであるが、しかしながら実際はその真逆なのは自明である。
この時点では志保との接し方が分からず、自ら積極的に打ち解けていく性分でもなく、抱え込んだ不安を打ち明けられないでいる静香に対して、まず志保の第一声は「何か言いたいことでもあるの?」と静香からの発言を促す言葉であった。更には「レッスン中もこっちを見ていたでしょう?」と、視界の隅に映っていた静香を気にかけていたことも伺える。
劇場版アイドルマスター輝きの向こう側へ!にも志保は登場していたが、あのときの志保は他者とのコミュニケーションについて消極的であった。何か言いたそうであるがそれが出来ないでいる人に対し、こういった気遣いができるようになったのだな、とこの約10年での志保というアイドルの変遷に思いを馳せずにはいられない。
話はそれてしまったが、志保の問いかけに対する静香の返答は、自らと違いアイドル活動に対して真摯に挑む志保への称賛、それが出来ていない自らの卑下であった。
どちらも普段のゲームを通してみる彼女からはなかなか出ないであろう言葉であり、私などでは想像もできないほどの父親からのプレッシャー、自分ではどうしようもないほどの焦燥感が今の彼女を支配し、追い詰められていることが伺える。
そういった静香に対して志保は、静香のアイドルの目指し方を否定せず、肯定する言葉を投げかける。その上で自分を否定する静香の物言いついては不誠実であるとし、「アイドルになった気持ちを貫けばいい」「この間もライブもやり抜いた(自分を信じればいい)」と励まし、最後には「それともアイドルになりたい気持ちは本気じゃなかったの?」と静香を焚き付けているのは、北沢志保というアイドルから最上静香への最大限のエールであることは志保の心を覗くまでもなく明らかであろう。
この焚き付けは相当に響いたようで、「アイドルに対しての気持ちは誰にも負けない」と宣言する静香の目には先程までにはなかった光を感じることができた。「そう。なら、それでいいじゃない」と返した志保の言葉は、アイドルへの思いだけを頼りに一歩前に踏み出し、逆風に飲み込まれそうになっていた今の静香を最大限に肯定するものだっただろう。
最後、静香から素直な感謝の言葉を受け取った志保の顔が意図的に隠されていたのは、志保の表情が思わずほころんでしまったことを思わせる演出の妙である。
だからか、このあとには自分たちは同い年なのだから名字ではなく名前で読んでくれていいと提案する志保であったが、続けて先程までの静香の不安を茶化すかのように「もっと歌とダンス(≒アイドルとしての本業)に集中したら?」「あなた、まだまだなんだから」と言い放つのは、志保なりの照れ隠しであったのだろうか。
そのあとのもがみんの怒り方、ジ◯リみたいでめっちゃ可愛いかった(小並感)。
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