コロナ禍になって3年半。どんどんこの国の医療と社会はおかしくなっていく!
医師・長尾和宏がテレビや新聞では絶対にカットされる話題を、わかりやすく解説していきます。
打ちたくないけど7回目…そんな医療従事者や介護職員が全国にごまんといる。国民はだんだんとワクチン接種に懐疑的になり、7回目接種の人はぐんと減っている。しかし、テレビの情報を鵜呑みにする高齢者と、本当は打ちたくないけど打たないとクビになると仕方なく腕を差し出す人たちが接種を続けてしまう。
僕は、ワクチン接種を止めてほしくて国会議員に陳情して回った。ある大物国会議員は、「ワクチンを止めろですって? あなた、あれは国民のチョイスよ!」と言い放った。つまり表向きは「任意接種」としているのだから、国会議員が止める止めないもない、と言いたかったのだろう。あまりにも無責任な発言である。しかし、国会議員がそういうつもりならば、もう各病院や介護施設のリーダーが「打たなくていい!」と声を上げていくしかないのではないか? 「打たなければ解雇」というのであれば国が責任をもたない「任意接種」と大きく矛盾してしまう。医療従事者も介護スタッフも、もうこれ以上ワクチンの犠牲になるのはやめてくれ!
というわけで今回は、都内中核病院のリーダーでありながら、ワクチンもマスクもスタッフに勧めなかった医師・加藤正二郎先生をお招きする。先週SNSで、錦糸町の駅前で街頭演説している姿を見た人も多いだろう。こんな院長もいるんだ! ということを皆さんに知ってほしい。
加藤正二郎(かとうしょうじろう)先生 プロフィール
社会福祉法人仁生社 江戸川病院院長。日本大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科入局。2016年より現職。日本整形外科学会整形外科専門医。幼少期より手先が器用だったことや、尊敬する兄の影響を受け、医療の道へ。得意分野は人工関節や最小侵襲整形外科、骨軟部腫瘍、脊椎外科など。
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