第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラム

第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが、10月17日から18日にかけて北京で開催される。

　今回のフォーラムは「質の高い『一帯一路』共同建設、手を取り合って共同発展・繁栄を実現」をテーマに掲げ、習近平国家主席が基調講演を行う。140以上の国と30以上の国際機関から、指導者や責任者、閣僚を含む政治家、財界、学界、NGOの要人などが参加する。

　「一帯一路」国際協力サミットフォーラムは、今年中国が主催する最重要外交イベントと位置付けられており、「一帯一路」イニシアチブの提唱10周年を記念した最も重要な催しでもある。第1回の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムは2017年に、第2回は2019年に開催された。

　「一帯一路」は、「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」を合わせ、中国と中央アジア、南アジア、西アジア、東南アジア、中東、欧州を、陸路と海路でつないで一大経済圏を構築しようとする壮大な構想だ。中国が2013年に提起し、実現に乗り出した。この10年で中国は、150以上の国や30以上の国際機関と「一帯一路」に関する協力文書を結んでいる。