【人類股間サイボーグ化計画】サイバードール　第2話【狙われた生身のイチモツ】

A.D.1997、人類はAIDSを克服した。

A.D.1999、ノストラダムスの予言が的中するかのように新種の病が蔓延した。
その病とは「玉筋弛緩症 (Tamasuji Loosening Disease：TLD) 」。
TLD感染者は股間の筋肉が委縮しEDになる。

A.D.2002、TLDに対抗するため感染者の股間をサイボーグ化する「股間機械化計画 (Kokan Mechanical Project：KMP)」が提唱された。
ところが、KMPで絶倫を実現できると考えた人々はTLD対策を外れてサイボーグ化を進め始める。
計画責任者Dr.ライリウスの死後、後のKMPはDrの脳を移植したコンピュータ「BONNOU」に委ねられた。

A.D.2034、KMPが40％台を越えるとTLDは突然消え始め３年間で消滅。
KMPは中止され、人々は生身のイチモツを取り戻そうとしていた。

A.D.2039、なんやかんやでバイブ生命体「超快感刺激（Doerai Vibration：DV）」が人類の尻を襲撃する。
KMP中止の後、都市管理を担うBONNOUはDVに対抗するため「対DV用特殊部隊：Vipper」を結成。

そして今、Vipper入隊を済ませた１人の男がいた。



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