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関東大震災当時の映像を収集・保存・公開している国立映画アーカイブに密着!【ニコニコ美術館】

公式
(2時間57分)

ニコニコ美術館 (ニコ美)提供:株式会社ドワンゴ
百年前の関東大震災を撮影した貴重な映画フィルムを、次の百年へ手渡していく。
世紀を超えて残されてきた国立映画アーカイブ所蔵の関東大震災の映画フィルムを鑑賞しながら、
文化財保護の過去・現在・未来について考えよう。



番組中にご紹介する映像:
『關東大震大火實況』[弁士説明版](2022年) 映像提供:国立映画アーカイブ
弁士:山城秀之(やましろひでゆき) 伴奏:湯浅ジョウイチ(ゆあさじょういち)

『大正十二年九月一日 帝都大震災大火災 大惨状』(1923年) 映像提供:国立映画アーカイブ

番組概要
今回のニコニコ美術館は、展覧会を巡るのではなく、
「関東大震災映像デジタルアーカイブ」をご紹介します。

「関東大震災映像デジタルアーカイブ」は、
国立映画アーカイブと国立情報学研究所が共同で構築したウェブサイトで、
発生から100年を迎えた関東大震災に関する映像資料を公開しています。

国立映画アーカイブは、日本で初めて重要文化財に指定された映画フィルム『紅葉狩』をはじめ、
ネガフィルム3点とポジフィルム1点の計4点、重要文化財指定フィルムを所蔵している、日本で唯一の国立映画専門機関です。

今回は、一般公開されていない国立映画アーカイブの相模原分館で独自取材を敢行。
映画フィルムの検査やデータの採取、フィルムを保管している倉庫内での活動についてご紹介します。
フィルムを保管している倉庫の中の温度は5℃程度に設定されているため、
ボアつきのジャケットを羽織って作業をする、などといった現場ならではの情報をお届けします。

番組の後半では、関東大震災という未曽有の災害の実態と、
その影響を現在の共有知にすべく開設された「関東大震災映像デジタルアーカイブ」内の映像を見ながら、
文化財保護の未来について考えていきます。

出演者
とちぎあきら(国立映画アーカイブ 客員研究員)
橋本麻里(ライター・エディター)⇒ @hashimoto_tokyo


関東大震災映像デジタルアーカイブ概要
関東大震災映像デジタルアーカイブでは、
文部省が監修し全国規模での普及を図った長篇記録映画『關東大震大火實況』やその弁士説明版、
『関東大震災』[返還映画版]、『帝都の大震災 大正十二年九月一日』、『東京大震災』、
『大正十二年九月一日 帝都大震災大火災 大惨状』などの映像をご覧いただけます。

巨大災害の実態と社会の変容を、現在の共有知にするための関東大震災映像デジタルアーカイブは、2021年9月1日に開設し、
震災発生の1923(大正12)年9月1日から100年の節目を迎える2023年9月1日までに
当館で所蔵する関東大震災関連の全ての映画を公開することを目標に、更新を続けてまいりました。

そしてこの度、2023年9月1日正午に、新たなページ「震災タイムマップ」と7点の作品などを公開し、完結いたしました。

関東大震災映像デジタルアーカイブは国立映画アーカイブと国立情報学研究所が共同で構築しています。

(公式ホームページはこちらから)


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