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【2023/4/4収録】鈴木健×東浩紀「なめらかな一般意志は可能か──『なめらかな社会とその敵』vs『一般意志2.0』」 @kensuzuki #ゲンロン230404

CH一部無料
(4時間06分)

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※ 放送終了から1週間後の23時59分までの間、番組をくり返しご覧いただけます。
※本番組は、シラスで行われた延長放送を除く、本編のみの再放送となります。予めご了承ください。




【収録時のイベント概要】
このたびゲンロンカフェでは、SmartNews創業者であり、『なめらかな社会とその敵』の著者である物理学者、経営者、エンジニアの鈴木健氏をお招きします。

鈴木氏と東の接点は、いまから約10年前、東が国際大学グローバル・コミュニケーションセンターで主宰していた研究会「ised: 情報社会の倫理と設計についての学際的研究」に遡ります。当研究会の内容は、現在河出書房新社から書籍化されています。

鈴木氏が2006年にこの研究会で行なった発表が、2013年刊行の書籍『なめらかな社会とその敵――PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』(勁草書房)につながりました。同書は昨年10月にちくま学芸文庫より文庫化されています。

鈴木氏は同書で、個人や国家の境界を超えて「なめらかな社会」をつくりだすため、「分人民主主義」と「構成的社会契約論」の構想を打ち出しました。他方で東は、6月刊行予定の『訂正可能性の哲学』において(一部は『ゲンロン13』で発表済)、鈴木氏の構想は人間の固有性を政治の場から消去するものであり、危険ではないかと批判を加えています。

1971年生まれの東浩紀と1975年生まれの鈴木健氏は、ともに柄谷行人やポストモダニズムに強い影響を受けた世代です。またふたりは、2000年代に、同じ時代の空気のなか、同じ研究所で、情報技術による政治のアップデートの可能性をともに信じた「同志」でもあります。今回の公開対談は、そんなふたりの10年を超えた再会の対話となります。哲学者とエンジニアの対話というだけでなく、この10年あまりの経験を経て、ふたりの思考がどのように変化したのかも注目です。

ゲンロンカフェならではの「文理融合」の哲学=工学思考イベント。ご期待ください!

■関連リンク
ised: 情報社会の倫理と設計についての学際的研究
https://www.glocom.ac.jp/ised/
※ 現在議事録の内容はリンク切れですが、タイトル一覧は見ることができます

東浩紀、濱野智史編『ised 情報社会の倫理と設計 倫理篇』(河出書房新社)
https://amzn.to/40cCSAZ
東浩紀、濱野智史編『ised 情報社会の倫理と設計 設計篇』(河出書房新社)
https://amzn.to/3yDQgSP
東浩紀『一般意志2.0』(講談社文庫)
https://amzn.to/3ZQ8LiR
鈴木健『なめらかな社会とその敵』(ちくま学芸文庫)
https://amzn.to/3YQ2qmr

成田悠輔×東浩紀「民主主義に人間は必要なのか──『22世紀の民主主義』vs『一般意志2.0』」
【『ゲンロン13』刊行記念】(2022年11月28日開催)
https://shirasu.io/t/genron/c/genron/p/20221128
※ 成田悠輔氏は鈴木健氏の同じ研究会の後輩にあたり、『なめらかな社会とその敵』文庫化にも推薦の言葉を寄せています

なめらかな一般意志は可能か – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230404/
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