※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
☆ 番組チケット(2000円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv342384578☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/5pskeHsTbs7yauv5A【イベント概要】
『存在論的、郵便的』の刊行から四半世紀のこの夏、東浩紀の新著『訂正可能性の哲学』がゲンロンより刊行されました。
『存在論的、郵便的』はフランス現代思想についての著作ですが、「訂正可能性」という言葉はすでにそこに登場しています。それから25年、東はそんな言葉をウィトゲンシュタインやアーレント、ローティ、バフチン、そしてルソーなどと結びつけ、まったく新しい哲学概念へと練り上げました。
ひとは必ずまちがえる、しかしそこに可能性があるのだ——それが『訂正可能性の哲学』の主張ですが、それはまた、ポリティカル・コレクトネスとデータ万能主義に支配された現代へのアンチテーゼでもあります。
今回ゲンロンでは、そんな新著の刊行を記念して、文化人類学者の小川さやかさんをお迎えして記念イベントを開催いたします。
小川さんは、『チョンキンマンションのボスは知っている』で知られる文化人類学者。タンザニアや香港でフィールドワークを行い、「インフォーマル経済」を研究されています。行商人たちの「いいかげさ」に注目する小川さんが、東の「まちがい」についての問題提起をどのように読むのか。興味は尽きません。
小川さんの前回の登壇は2021年11月。チャーミングな語り口と豪胆なエピソードが話題になりました。それから2年のあいだに、戦争が始まり、コロナ禍は終わり、生成系AIが急速に発展するなど、さまざまな変化がありました。それらの変化をうけて、いまふたりは人間についてどう考えているのか。いまもっともホットな文化人類学者と哲学者の対話にご期待ください!
人間はなぜ「まちがえていい」のか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230906/