普段はひとりでポケモン赤緑図鑑完成のRTAをしています。2ソフト同時操作、バグ無し(Glitchless)です。
自己ベスト(配信時点):なし
【ひとりでポケモン赤緑図鑑完成の記録】
自己ベスト(配信時点):5時間23分44秒
自己ベスト(配信時点・パート毎に刻みつつの参考記録):5時間21分44秒
過去配信のアーカイブ:
https://www.youtube.com/playlist?list=PLEXclvajQScxD8sb39idBEdAmdWScsdMV【ルール(@birthdayidより)】
・ポケモン緑or赤のプレイ環境、放送環境がある
・ゴールドスプレー、自転車あり
・倍速モードなし
・スタート→係員に話しかけて「はい」を選択したところ
・ゴール→ラスト1匹がボールに入ったら
・乱数調整禁止(※解釈は長くなるので後述)
・レポート、リセット禁止
【ルール(ずのう補足)】
・1人で赤と緑の2ソフトを同時操作し、クリアの平均タイムの短縮を目的とする
・Glitchless Classicルール準拠
【記録一覧:2022年末時点】
◎初代ポケモンRTA(通常の殿堂入りRTA)
1時間57分02秒 - 日本3位
https://www.youtube.com/watch?v=_OxzIyAAr_o◎初代ポケモン図鑑完成RTA(片側)withクリボー氏
5時間25分37秒
https://www.youtube.com/watch?v=wqULcRylwD8◎初代ポケモン図鑑完成RTA(両側)withクリボー氏
6時間42分02秒
https://www.youtube.com/watch?v=Jg8DelBwgnc【※乱数調整禁止の解釈について】
当配信では、乱数調整禁止はGlitchless Classicルール準拠、と解釈することにします。つまり、「DSum Manipulation」を用いたエンカウント調整はできると解釈します。
「乱数調整禁止」は、ルールになっているようでなっていない、と言いましょうか、初代ポケモンだと具体的に何が禁止なのかはっきりしない、というのが正直なところかと思います。初代ポケモンの「乱数調整」は、狭義の乱数調整に該当する「状況再現」と広義の乱数調整に該当する「DSum Manipulation」があると言えるでしょう。
「状況再現」は、ゲーム起動時からの乱数の配列が毎回同じである性質を利用して、起動時から決まったタイミングでコマンド入力をすることで必ず同じ結果を起こす技術です。初代ポケモンの場合、ハードリセットをすれば乱数の配列を初期化できるので、先行入力の技術も合わせると容易に状況再現できます。つまり、どんなに捕獲成功率が低いポケモンでも捕獲できる状況を調べさえしていれば、ハードリセットして同じ動作をすることで100%捕獲できることになります。今回のルールではリセット禁止のため、「状況再現」は事実上できないと言えます。Glitchless Classicルール準拠でも禁止になります。
ではもう一つの「DSum Manipulation」の扱いが今回の焦点です。「DSum Manipulation」は、初代ポケモンのエンカウントがそもそも6.2秒周期に規則的でありランダムではないことを利用したエンカウント調整の一種です。たとえばケンタロスが出やすい時間帯があったとするとその6.2秒後もケンタロスは出やすく、逆も成り立ちます。一度ポケモンにエンカウントすると、出やすい・出にくい(出ない)のタイミングが分かるようになるので、その法則を知っていれば狙ったポケモンへのエンカウント確率を上げられます。あくまで「出やすい・出にくい(出ない)」までしか調整はできず、出たからと言って必ず捕まるとも限りません。とはいえ何らかのポケモンの捕獲を狙いうちしたい場合は、そのポケモンが出にくい(出ない)時間帯はエンカウントしないようにあえて動かない方が得なので、6.2秒周期で草むら内を動いたり止まったりする方が、ずっと草むらを走り回るより有利になります。この仕様・技術を知らない人からしたら、乱数調整しているようにしか見えないかもしれませんし、最初にルールを作られた方は、「DSum Manipulation」は禁止という意図で解釈している可能性があります。ただ「DSum Manipulation」部分だけを禁止するのは難しく、たとえば「不自然に動いたり止まったりしたらダメ」みたいなルールだと「不自然」の定義は何ですか、となってしまいますし、「エンカウントするたびにマップを切り替える(マップ切り替えで周期はリセットされる)」みたいなルールだと今度は普通に草むらをずっとうろつくのも禁止になってしまいます。「DSum Manipulation」はGlitchless Classicルールでも禁止されておらず、初代ポケモンRTAでは「先行入力」などと一緒でRTAの一つの技術として解釈されています。
以上から、ルール作成者の意図には反してしまうかもしれませんが、当配信では「DSum Manipulation」は活用させていただく方針としたいと思います。
ここからがとても大切なことです。最初にルールを作られた方が必ずしも初代ポケモンの仕様に詳しいとは限らないため、厳密なRTAの観点からはあいまいなルールになってしまうことはよくあることだと思いますし、サファリのポケモンを全部捕まえるというカテゴリの着想を否定するものではまったくありません。また、「DSum Manipulation」の使用によるタイムへの影響はかなり大きいので、「DSum Manipulation」を使用せずに挑戦されている方に対してタイムを比較する意図はありませんし、使用しないで挑戦することそのものを否定すべきでもないと考えています。「DSum Manipulation」を使うことで、図鑑完成RTAの練習としても適したカテゴリになりますし、目的も分かりやすいカテゴリということもあって、当配信ではそのコンセプトを頂戴して楽しくサファリライフを送りたいと思います。逆に「DSum Manipulation」に挑戦したい方がいたらお声がけください。どんな技術か詳細にお教えできます。まぁ、「DSum Manipulation」を使用したとしても、結構運が絡みますし、「いし」どころか「2個セットのSFCコントローラ」を投げたくなる場面は多くなるかと思いますが。。。