※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
☆ 番組チケット(1500円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv341666666☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/j8dyiq3gaNyvmpEN9【イベント概要】
5月に刊行された辻田真佐憲さんの新著『「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史』(講談社現代新書)。ゲンロンカフェではさっそく重版を重ねている話題の書の刊行記念イベントを開催いたします。ゲストにお迎えするのは『実話ナックルズ』やニュースサイト「TABLO」の編集長を務めてきた久田将義さんです。
神武天皇神話や英雄ヤマトタケルの活躍も、各神社にあるアマテラスやイザナギ・イザナミとの縁の言い伝えも──われわれが日常的に触れている日本の神話は、じつは新しい? 辻田さんによると、『古事記』や『日本書紀』に登場する彼らがメジャーになったのは、じつは明治維新後であると言います。江戸時代が終わって、日本が新たな国づくりをするなかで、「八紘一宇」などの四文字熟語とともに作り上げていったものだったのです。
日中・日露・太平洋戦争と繰り返される戦争によって、神話の愛国的役割はどんどん強化されていきます。そして戦後、ふたたび国を建て直さねばならない時期に、愛国神話は右派にも左派にも継承されていくのです。
『戦前の正体』では、こうした状況が文献や記念碑、軍歌などの緻密な研究から炙り出されています。
イベントでは、まず辻田さんに、戦前の愛国神話の成り立ちをお話いただきます。そして、今年亡くなった一水会の鈴木邦夫氏を始め、新右翼の人々に取材を重ね、右派思想を考えてきた久田さんとともに、戦後から現在に至る愛国思想・ジャーナリズムについて議論します。
愛国の日本はどこからきて、どこへゆくのか。どうぞご期待ください!
右派が誇り、左派が恐れる「戦前」とは何だったのか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230621/