• 24
  • 135
コメント

#3 -未来新聞-【Remember11 -the age of infinity-】

(2時間08分)

抱っこしてぎゅ
【前回までのRemember11】

 女子大生”冬川こころ”は当時17歳にして大量殺傷事件を起こした”犬伏景子”に会うべく、飛行機に乗っていた。そして、少年”楠田ゆに”と知り合う。しばらくして、飛行機は乱気流にのまれ墜落してしまう。
 こころは目覚めると、犬伏がいる施設”スフィア”にいた。そこにはゆにもいて再会を喜ぼうとするも、ゆにに「お前はこころじゃない」と言われてしまう。異変に気付き鏡を見ると、そこには見知らぬ男性の顔が映っていた。
 自体を飲み込めず混乱していたこころは、気が付くと雪山の小屋の中にいた。スフィアでの出来事は夢と思うことにし、今の状況を確認する。小屋にいた飛行機墜落事故の生存者はこころ、ゆに、そして登山家”黄泉木聖司”、23歳女性”黛鈴”の4人。
 こころは改めて自己紹介すると、黛に「さっき”優希堂悟”と名乗ったじゃない!」と詰められる。 そして、黄泉木に自分たちはどうやって小屋まで避難したかを教えてもらった。
 こころは小屋にあった新聞を読んだ。なんと、それは今からおよそ半年後の日付の新聞だった。記事には飛行機墜落事故行方不明者の腐乱死体が三体見つかったという内容が記されていた。三体の身元はこころ、黄泉木、黛。混乱したこころはその新聞を破り捨てようとしたが……。


親作品・子作品を見る