※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
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https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv340216471☆ 登壇者への質問を募集中!
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【イベント概要】
戦争は建築を変容させる。今世紀に入ってからも、9.11の世界貿易センタービル崩壊、アフガン空爆やイラク戦争、そしてロシアのウクライナ侵攻による都市の破壊など、圧倒的な暴力によって建築や都市が様変わりするのを目の当たりにしてきた。
しかし同時に建築は、悲劇を記録する博物館やモニュメント、慰霊や追悼の施設を通じて、戦争を物語り、戦争に抗う存在でもある。この度ゲンロンカフェでは建築史・建築批評家の五十嵐太郎氏、建築史家の長谷川香氏、近現代史研究者の辻田真佐憲氏をお招きし、戦争と建築や都市の関わりについて考えていく。
五十嵐氏には昨年増補版を刊行した『戦争と建築』の内容ほか、戦争を背景にしてさまざまな建築家の仕事についても取り上げてもらう。戦時下では大東亜の建築を構想し、戦後は広島平和記念資料館をはじめ世界的な建築家となった丹下健三。その丹下の研究室に在籍し、戦後の焦土を原風景としてモダニズム以降の建築界を牽引しながら、理論家としても大きな足跡を残して昨年末に亡くなった磯崎新。近年では、建築的な手法を用いるイギリスの調査機関「フォレンジック・アーキテクチャー」の活動などが挙げられる予定だ。
国家と天皇の関係から、軍事儀礼が催される軍都としての東京を読み解いた『近代天皇制と東京』で知られる長谷川氏には、戦捷祝賀や慰霊の空間、戦後に残る軍用地や遺構など、儀礼や記憶の問題から都市と戦争の関連についてプレゼンをいただく。多角的な視点で戦争と社会のあり方を考察する辻田氏の司会のもと、濃密な議論が広がること間違いなし。絶対にお見逃しなく!
建築は戦争に抗えるのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230306/