※ ロバート キャンベルさんのご出演は21時ごろまでを予定しております。
※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
☆ 番組チケット(1000円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv339891924☆ 登壇者への質問を募集中!
https://forms.gle/KZssVrwKMeEExC5u6【イベント概要】
日本の「焼き物」は、茶道をはじめとした伝統的な文化と深く結びついてきました。一方で私たちの日々の暮らしは、茶碗や湯呑み、植木鉢、タイルをはじめとする建材などさまざまな「焼き物」と密接につながっています。
そんな、身近だけれど長い歴史を持つ「焼き物」の世界に近年足を踏み入れ、密度の高い仕事を展開しているおふたりの対談を開催いたします。日本文学研究者のロバート キャンベルさんと美術家の梅津庸一さんです。
キャンベルさんは、2018年から2021年にかけて茶道専門誌『淡交』に連載された「ロバート キャンベルの名品に会いに行く」を通じ、国宝から現代作品まで50作を超えるうつわや茶道具のもとを訪れてきました。その実り豊かな出会いは、この冬刊行された単行本『よむうつわ──茶の湯の名品から手ほどく日本の文化』上下巻(淡交社)に、全点撮り下ろしの写真つきで収録されています。キャンベルさんと博物館の学芸員・所蔵者の対話を通じ、うつわや茶道具がひとつひとつ「読み物」に変貌していく様子は、名品との出会いを読者に追体験させる文章であると同時に、ひとつの文学作品としての趣があります。
梅津さんは絵画を中心に現代美術の世界で高く評価されてきましたが、ここ数年は日本六古窯のひとつに数えられる信楽に拠点を構え作陶に没頭し「人がものをつくるとはなにか」という根本的な問いに立ち返っています。信楽の製陶所と協力した作品制作やセルフ芸術祭の様相を呈した「窯業と芸術」などもおこない、その過程で自身の作品のみならず「焼き物」を結節点に「窯業」や「民藝運動」の再考を試みています。
元々は「焼き物」の世界のインサイダーではなかったにもかかわらず、その魅力に取り憑かれていったキャンベルさんと梅津さん。今回はおふたりの初対談です。
「焼き物」を見る楽しみ・作る楽しみはどこにあるのか? 「焼き物の名品」とはいったい? そして、陶芸家と製陶業の未来は?
「焼き物」の魅力と楽しみ方を余すところなく語り尽くす、充実の対話にご期待ください!
「焼き物」をよむ、みる、つくる – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230207/