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辛党とは、現代の辞書の意味では、「酒好きの人」のことである[1]。古くは別の意味があったが、現在では誤用と主張されることがある。

(2時間27分)

なまこ
「辛党」にはおおよそ

酒が好きな人
辛いものが好きな人
塩からいものが好きな人
の意味がある。この語の用例は古くても1920年代ごろだが、その初期から、これらの意味が平行して使われていた[2]。
酒好きの意味では、1930年から用例がある[3]。この酒好きの意味が卓越するようになった理由は不明である[2]。
酒好きを意味するようになった経緯は、

アルコール度数の高い酒は「辛い」から(ただし通常、酒について「辛い」という表現は糖分の少ない酒に対して使われる)
酒好きは辛い(あるいは塩からい)ものも好きだから
つまみに辛い(あるいは塩からい)ものを食べるから
などといわれる[要出典]が定かではない。
いずれの場合も、対義語の「甘党」は、甘いものが好きな者のことである(ただし、酒好きのスイーツ好きなど、何に比してかが異なる)
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