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【生放送】里見龍樹×篠原雅武「〈人新世〉はどこへゆく?──人類学と環境哲学の現在地」 @ilovedogdogdogd #ゲンロン221208

CH一部無料
(3時間34分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

この番組を最後まで視聴するために

※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。

☆ 番組チケット(1000円)のご購入はこちら!
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv339177567
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https://forms.gle/kY4VG1xN4AhpUhh26

【イベント概要】
「もう海には住めない。」
2011年7月、東日本大震災直後の日本を離れて、人類学者・里見龍樹さんは以前からフィールドワークを続けてきた、南太平洋・ソロモン諸島のマライタ島を訪ねます。そこで出会ったのは、「ツナミ」に怯える人びとでした。

遠浅の海にサンゴを積み上げて島をつくり、漁業やイモの栽培をして暮らすマライタ島の「海の民」。その伝統的な生活を根底から揺さぶったのが、2011年3月11日の津波でした。震災の日、太平洋を隔てたマライタ島でも津波警報が発令され、人びとは落ち着かない夜を過ごします。「あの夜の海はおかしかったよ!」 そして自然の変化を目の当たりにした海の民は、伝統を捨て、陸地に引っ越すことを考え始め……。
里見さんが12月はじめに上梓される新著『不穏な熱帯:人間〈以前〉と〈以後〉の人類学』(河出書房新社)は、自然と人間をめぐる、驚くべきエピソードにみちた民族誌です。
2011年3月11日に日本とマライタ島を同時に襲った「ツナミ」。それは一方では、文明の脆弱性を、他方では、海の民の伝統的な生活を揺さぶっていた──。その不穏さに、里見さんは、「人新世」時代の新たな「自然」を見いだします。

このたび、ゲンロンカフェでは本書の刊行を記念した対談イベントを実施します。里見さんとお話しいただくのは、『人新世の哲学』(人文書院、2018年)、『「人間以後」の哲学』(講談社選書メチエ、2020年)などの著書をもつ篠原雅武さん。9月に刊行されたティモシー・モートン『ヒューマンカインド──人間ならざるものとの連帯』(岩波書店)の翻訳をはじめ、人間と自然の関係を問い直す、新たな自然哲学の研究・紹介を続けてきました。

新たな「自然」を考える人類学と「人新世」の哲学はいかに交わり、どこへ向かうのか。人新世や存在論的転回、ポスト・ヒューマニズムなどを経て、いま人類学と哲学は「人間」と「自然」について何を考えているのか。大注目のイベントです!


〈人新世〉はどこへゆく? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20221208/
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