※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信いたします。放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
※ シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
☆ 番組チケット(1000円)のご購入
https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv338741560☆ 登壇者への質問募集中
https://forms.gle/8AkE981ACUMxmkvf7【イベント概要】
「視ること」は「殺すこと」である──
東京大学大学院情報学環教授で社会学者の吉見俊哉氏は、新著『空爆論──メディアと戦争』(岩波書店)において「メディア技術としての戦争」を問う。「上空からの眼差し」としての空爆はどのように変容していったのか。「空爆そのものがメディア行為である」とする吉見氏は、近代のおおきな戦争における空爆から現代の技術革新がめざましいドローンによる爆撃まで、まなざしの権力と暴力をメディア論として多角的に検証していく。
この度ゲンロンカフェでは、吉見氏と写真家の大山顕氏による対談イベントを開催。大山氏は、スマホ時代の写真論として各方面に話題を呼んだ『新写真論』のなかで「ドローン兵器とSNS」について取り上げ、現代における「まなざしの暴力」について考察した。今秋刊行の批評誌『ゲンロン13』に掲載予定の大山氏の論考「斜めのミラー」では、ウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン演説から「視線」の問題について議論を広げている。
戦争を視覚のメディアからどう考えられるのか? 「視る」そして「殺す」技術はどう変わっていったのか? まなざしや視覚のメディアを考察する現代的な意義とは?
メディア論や都市論に詳しいライターの速水健朗氏の司会のもと、たっぷりと議論を広げていただきます。どうぞお見逃しなく!
https://genron-cafe.jp/event/20221025/