【ひと夏の経験】ぼくのなつやすみ３　第2話【北国で股間をアツくする】

1975年、夏。
10歳のボクは、夏休みの一か月間、北国の田舎町に住むおじの家に預けられることになった。

酪農を営むおじの家には、おじ夫婦と赤ちゃんと、僕と同い歳の女の子（ここ重要）がいる。

北国の草原を渡っていく夏風のすがすがしさと、女の子の水着姿を嘗め回すような眼差し。
乾いた牧草のかおり、元気な子供たちの歓声、そして、幼き日の淡い欲情･･･。

広大な風景と、数々の家庭の性事情が、ボクの目の前を通り過ぎていく。

ひと夏の経験･･･。
荒くなった呼吸でボクはナニかを握りしめ、目の前の光景を心に焼きつけることにした。

あの夏のことは、ボクは一生、忘れないだろう･･･。



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