どうも、黄水仙を愛でるthusです。雑学を主題とした、モミアゲヲさん主催「モミアゲヲ投稿祭」出展作品です。(詳細:
sm40526054 )
水仙の花言葉をご存じですか。一言で表せば「自己陶酔」です。只、花言葉の面白いところは色によって花言葉が異なるもの。黄色い水仙(黄水仙)特有で「私の元へ帰って」「私の愛に応えて」という花言葉があります。その由来は、ギリシャ神話の弌つであるペルセポネ誘拐神話に由来するそうです。冥王ハデスが一目惚れした(豊穣神の)娘ペルセポネを誘拐するための罠として黄水仙を咲かせ、娘の悲鳴を聞いた母が向かうと黄水仙だけ残されていたとか。ペルセポネの母が行方不明の娘を案じ「私の元へ帰って」と、一方ハデスはペルセポネの心からの愛を掴めず「私の愛に応えて」という花言葉が定着したらしいです。真逆花言葉からギリシャ神話に触れることになるとは思いませんでした。
歌に合わせて、一寸神話を変えた部分がまあまああります。とは言っても、抑々ギリシャ神話自体が諸説あるものらしいですが。その真偽は学者さんに任せることにして、今回は一先ず黄水仙の花言葉を覚えれるようにと焦点を当てて書いてみました。興味があれば、下記に私が見た参考資料を纏めたのでどうぞ。
各説の中で私が一番好きなのは、冥王ハデスに言い寄った精霊を見たペルセポネが激情に駆られ妖精を潰し、自身がハデスを愛していたことを自覚した説が好きです。
参考資料等
・ヒュギーヌス(松田治;青山照男 訳)(2005)『ギリシャ神話集』(講談社学術文庫1695),講談社
・呉茂一(1969)『ギリシア神話』,新潮社
・高津春繁(1953)『アポロドーロス ギリシア神話』(岩波文庫 赤110-1),岩波書店
・「【悲しい・切ない】寂しい気持ちになる花言葉の花15選」,
https://horti.jp/20622・「水仙(スイセン)の花言葉|怖い意味がある?見頃の季節はいつ?」,
https://greensnap.jp/article/8419・「水仙の花言葉|花の種類や季節は?冬に咲くの?毒はある?」,
https://horti.jp/2881・「ハーデース」,
https://ja.wikipedi