【ウマ娘】鍛錬者でストーリーを遊んでみる＋仕事枠【第233R】

『鍛錬称号』
最も歴史と伝統、そして栄誉のないこの称号は
適正Eにしか獲得が叶わない。
それがいかに過酷なことか。

『ステイヤーの出る幕はない』
そんな世論を目にした時、彼女はきっと笑っただろう。
1600mと砂のレースを、まるで天まで昇るように、
先頭に躍り出た名優に、人々はただ平服するしかなかった。
名優の名は、メジロマックイーン。
『私は私の道を征く』
いつだって強い人は自分を信じているものだから。


それは、不思議な時間だった。
2つの体が重なってゴールを目指した時、
時間が止まってしまえばいい、お互いがそう思った。
漆黒の髪が最初にゴール板を横切った時、
その時間は終わりを告げた。
その漆黒の名は、キタサンブラック。
1200mのレースなのに、どうしてだろう。
いつまでも、いつまでも、この時間を一緒に走っていたかった。


マイラーが中長距離を勝つのは難しい。
しかし、鍛錬称号を見るたびに、想いは募っていった。
鍛錬称号を見るたびに、夢は膨らんだ。
そのありったけの気持ちが、彼女を鍛錬者へと導く船となった。
鍛錬者の称号を手にした者の名は、タイキシャトル。
鍛錬称号に想いを馳せた彼女に、トレーナーはいつまでも賛美のコールを上げ続けた。

そして、その称号はこの先もずっと色あせることなく、
獲得称号に刻まれている…


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Q.この9万ジュエルどうしたの？
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