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コロナから死生観を考える

(7分)

nia
LV16
niaの放送らしいよ><、

 『働くのだ!』働くことは誇りであり名誉でもある、働かずしては何事も成就しない、労働から得られる成功は無限である。
 労働なくして成功と幸福を望まず、公のために働くことを自己の使命だと見出して労働により社会へ積極的に貢献し、自分の労働以上の富を他者から搾取・収奪しない者、それが労働者である。
 労働者は相対的にたいてい貧乏である、しかし労働と貧乏は恥辱ではない、貧困な精神からのみ屈辱は生まれるのだ。
 尊ばれるべきものは、人間であり、人間の生活を築くための労働であって、財産ではない、財産の多少によって人間の値打ちを測るような観念は打破しなければならない。
 自分の怠け癖や優柔不断な態度を棚に上げて、成功できないことを世の中のせいにして、世間にあれこれ不平不満をぶちまけるのは最低の愚行だ。
 知識や才能を伸ばすための機会をどれだけ活用して、各人の才能をどこまで向上させ、発揮させて行くかは、それぞれの努力と、もって生まれた天分とによって大きく左右される、その結果として、人々の才能と実力とに応じた成功の成果と社会的地位の相違ができる、それは当然のことである。
 しかし、失敗を恐れず困難に屈することもなく果敢に立ち向かい、自ら人生の道を切り開かんとする人間を世間は何時までも無視するはずがない。
 成功をつかみ損ねるのは本人が悪いからだ、自らの怠惰や努力不足のしっぺ返しを受けているに過ぎない。
 むしろ成功できなかった逆境や困難は人を助ける、その苦しみと困難こそが我々に努力と勤勉の機会を与え、眠っていた気力や才能が奮い起こされるからだ。
 すなわち成功できないと嘆く地の底であっても、「成功の決意」さえあれば苦難の坂道を力強く登っていくことは可能である。
 成功の決意は「自分の力でなんとかする」だけで十分だ、自分の力を自主発動させることが自分を成功や幸福へと導く唯一の道である。
 これは、自分がどうあるかを貫き、無力感が漂う谷底から這い上がるべく、眼前の坂道を全力を尽くして登っていく、そんな労働者達の放送である。
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たとえ海山遠く隔つとも、今宵世界の片隅で、インターフェースのLEDが瞬けば、心と心がリンクする、夜空で蛍が瞬くように。ブログ https://note.com/nia_7ツイッター @nia20203