MongolianRice

日ノ本と東北を隔てる境界線上に位置した狭間の地にあるとされるカムラの里

東北とは日ノ本から独立した自主国家であり、物理的鎖国状態にある日ノ本列島内において 唯一、国内に開かれた陸路を持つ歴史ある観光国だ
そのカムラの里の最果て
断崖に横たわる古戦場跡、バトルフィールド・サキバハラ
そこから物語は始まろうとしていた

トコロザワピラーでの戦いで聖ラオモトが墜ちたあの日
一人のソウカイシンジケートのニュービー・ニンジャが闇雲に走り続けていた
ベイン・オブ・ソウカイヤ。ネオサイタマの死神に怖気づいたニンジャは狂乱しながら逃げ回っていた
そして気づけば・・・
そこは・・・ネオサイタマにあるまじき静謐の空間・・・東北、その狭間の地にたどり着いていた
竹林が優しくざわめくその地、関門が見える・・・人の気配はない
気づいたときソウカイ・ニンジャは安堵からか倒れこむようにその場で眠りについてしまった
次に目が覚めた時ソウカイ・ニンジャはカムラの里に保護されていた
ソウカイ・ニンジャは助けられた恩義からか、あるいは違法ビジネスに手を染めていた者にブッダが遣わしたであろう死神を恐れてからか
１から生き方を変えるため、カムラの里のためにまっとうに生きると決めたのだ！インガオホー！